バスラマ 216号
(2026年6月25日発行)


定価:本体1,870円
〈本体価格1,700円+消費税〉
A4判 96ページ

ISBN 978-4-89980-216-7


【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問
272
明光バス

 明光バスは和歌山県南部・白浜町を本拠とするバス事業者で、ほぼ1世紀に及ぶ歴史を持つ。同社は1959年に近鉄グループとなったが2024年に南海グループに転じている。明光バスは白浜町の地域の足であり、路線バスのほか大阪方面と結ぶ高速路線を運行する。また年間では地域人口の100倍とも言われる宿泊観光客の移動手段となっており、熊野古道が世界遺産に登録されてからはインバウンド旅客も目立つという。
 明光バスの最新状況をご紹介する取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また車両概要、保有車両一覧、アーカイブスなど関連記事を掲載する。

●バス事業者訪問
273
はとバス

 はとバスは東京の定期観光バスとして全国的に知られる事業者である。同社は1948年に創業して1949年に定期観光バスを開始しており、東京の顔として78年の歴史を重ねてきた。はとバスは特徴的な車両を揃えていることでも知られており、近年ではバンホール・アストロメガや、ライト・エクリプス・ジェミニ3が活躍する。また定期観光バスのイメージとは裏腹に、貸切事業の比率も高いという。2020年のコロナ禍は大きな打撃となったが構造改革を進め、今や利益はコロナ禍前の水準を上回るという。28年ぶりにはとバスを取材した。
 取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。

【特集】

再び舞洲で!2026バステクフォーラム開催
 バスラマで紹介した新型車や新機材、システムなどを直にふれることができる体験型イベント・バステクフォーラム2026が大阪・舞洲で開催された。本イベントは2010年の初回から同地で行ってきたが、大阪・関西万博の開催に伴い場所を移しており、3年ぶりの舞洲開催である。今回は37社が出展し、試乗車4台・展示車12台が登場するなど賑わった。

【レポート】
◆外国人ドライバー採用の現場から 東急バスの場合

 かねてから人手不足が課題となっていたバスドライバーは2024年度の働き方改革関連法の施行に伴い人材不足が深刻化し、全国的にダイヤや路線の見直し―減便や路線縮小―が起きている。そうした中で、在留資格「特定技能」によるドライバーへの外国人起用が認められるようになった。東急バスは首都圏のバス事業者ではいち早く外国人ドライバー採用への取り組みを進めてきた。同社では現在3名が営業運行に就いており、更なる増員に向けて訓練を行っている。東急バスに取材するとともに、稼働の現場を訪問しドライバーに話を聞いた。
〇WILLER LABO 8期生は15人!初の特定技能研修性も
 WILLER EXPRESSの新人運転者養成施設・WILLER LABOで、6月1日に8期生の入校式が行われた。今回は15人が入校し、うち7人は特定技能人材のフィリピン人である。

【レポート】
◆Busworld Southeast Asia ここまで進んでいるインドネシアのバス

 
5月20日~30日にかけて、Busworldが主催するバス展示会“Busworld Southeast Asiaが開催された。インドネシアはASEAN屈指の自動車生産国で、日系メーカー各社も生産拠点を置く。バスは地域輸送から市街地路線、長距離都市間まで膨大なニーズがあり、生産台数は年5%程度の増加を続けている。Busworldで表彰された車両を中心に、特徴的なバスをご紹介する。
〇ジャカルタのBRTシステム
 ジャカルタは激しい道路渋滞の中で路線バスの運行を維持するため、2004年1月に専用レーンを走行するBRTシステムを初導入した。現在は14路線・総延長251Kmもの規模となり、1日あたり輸送人員は140万~160万人に達するネットワークとなっている。

【レポート】
◆EVモーターズ・ジャパン 問題を考察する

 大阪・関西万博の来場者輸送の主力車となったEVモーターズ・ジャパンが、企業再生のハードルに直面している。同社は2019年に設立され、金融業界や大手バス事業者からの支援を得て資本金や事業規模を急拡大し、2025年3月には北九州市内に組立工場を建設したが、万博期間中に自動運転バスや会場輸送用のバスで不具合が明らかとなった。本誌ではNo.185(2021年4月発行)以降、関心を寄せてお伝えしてきた。一連の動きに対し、本誌もコメントをする必要性を感じている。

【レポート】
◆甲州の新緑と美酒を堪能 山梨交通の“ほろ酔いツアー”に乗る

 山梨交通は4月25日~5月24日の連休期間と週末に、甲府発着の“ほろ酔いツアー”を開催した。車両はWILLERから貸与された2階建てオープントップ・レストランバスで、地元のブルワリーとワイナリーを巡るコースが設定された。

【短期連載】
私はバスのコレクター9 希少車AQ-IIIのオーナーに
 国内のバスコレクターをリレー方式で取材していく本連載、9回目は三菱ふそうエアロクィーンIII(U-MS821P)を保有するオーナー。かつて瀬戸内観光バスで活躍していた車両で、黄金に輝くボデーと豪華絢爛な内装を維持している。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●第5回スルッとKANSAIバスまつり
●いすゞがアフターサービス網を充実
●各地のバスイベント&バスツアーから
●春の自動車イベントから SusHi Tech Tokyo/ジャパントラックショー/人とくるまのテクノロジー展
●各地の話題 立山トロリーバス保存/サバス4号車/JR東海バス「リバース」
●各地の新車から&各地の電気バスの新車から
●NEW MODEL 日野セレガ/三菱ふそうローザ&エアロスター/いすゞガーラ
●新車一覧 東京都交通局2025年度
●海外連載記事 
 香港:馬湾島を走るダブルデッカー/ブラジル:ガイアナへのバス、アマゾンのバス

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