定価972円 (本体900円+税)
A4
56ページ
ワーキングビークルズ
51号

2012年12月5日発行)
はたらくくるま最前線 道路清掃に日夜奮闘するロードスイーパー
普段何気なく走っている道路。ごみ一つなくきれいな状態に保たれている陰に,ロードスイーパーの活躍がある。驚くほどの小回り性能で障害物を巧みに避けつつ作業するロードスイーパーを見かける機会は少なくない。しかし見かける割りにその実際がよくわからず“ちょっと気になるはたらくくるま”ロードスイーパーを取材した。道路清掃を手がける事業者に清掃の実際や車両の使用方法などを取材するとともに,国産ロードスイーパーメーカーに車両の構造や機能,現状などを取材した。
●IAA2012に見る最新商用車
20120年9月にドイツ・ハノーバーで開催された世界最大の商用車ショーIAA2012。2014年9月のユーロ6施行を前提に,会場にはヨーロッパのメーカーを中心に,トラックメーカーやトレーラー,ボデーなどの架装メーカー,コンポーネントメーカーなど,46カ国から1,904社が参加した。会場には大小さまざまな車両やボデーが展示されたが,その中から興味深いものをご紹介する。
 また関連記事として,ポルトガルにある三菱ふそうトラックヨーロッパを訪問,同地でのキャンター製造の様子を見学した。日本とは一味異なる,ヨーロッパ製キャンターの生まれる場所を取材した
大槌町で震災復興に活躍する1977年式トヨタスタウト消防車〜津波と闘った消防団員と復興支援の古参消防車
本誌No.50でご紹介した大槌町のトヨタスタウト消防車,ご縁があって現場で活躍する消防団の方にお話しを聞く機会が得られた。
震災とそれに伴う巨大津波発生時,現場の消防団員はどう動いたのか。大槌町では懸命に住民の避難誘導を行う中,殉職した消防団員は14人に上った。今回は壊滅的な被害を受けた地域を最後の職場にする1台の消防車にスポットを当てるとともに,震災の日の消防団の仕事もご紹介する。
光岡自動車の三輪EV“雷駆T3”
乗用車や商用車でEVが普及を始めるなか,トライクにもEVが登場した。しかもそのEVトライクは,積載量を持つ立派な商用車なのである。富山県の“日本10番目の自動車メーカー”光岡自動車は,このほど2人乗り・100Kg積のEVトライクを発表した。早くも大手宅配事業者で試験運行が始まり,将来に期待が持たれるが,EVトライクの実現するにはハードルもあったという。

●日産自動車と三菱ふそう,小型トラックを相互OEMへ

●道路メンテナンス車両が集合,ハイウェイテクノフェア
●ブリヂストン,TBタイヤに向けた新技術・トライセーバーを開発
●2012年に登場した最新鋭消防車から〈川崎市/堺市〉
●WVミュージアム“趣味のはたらくくるま”SPECIAL 2つのUDクオン
●大型建機NEWS&NEW PRODUCTS
●The TAXI ニューヨークとロンドンの日産NV200
●新・はたらくくるまこの1台 日産キャラバン〈初代・2代目〉
●Truck & Bus Builder から
●僕らの消防車見聞録 新潟県の消防車
●新製品/ニュース 
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