定価972円 (本体900円+税)
A4判 56ページ
ISBN 978-4-89980-056-9
ワーキングビークルズ56
201485日発行)
●特集 燃費の覇者をめざす大型トラック
◆UDトラックス 新生クオン
 UDトラックスの大型トラック・クオンが駆動系のファインチューニングや各部の軽量化による燃費改善、安全性の向上を図り発売された。改良点を解説するとともに試乗感をご紹介する。
◆三菱ふそうスーパーグレートV
 三菱ふそうの大型トラック・スーパーグレートがエンジンを中心に改良を受け、燃費性能を向上するとともに新たに末尾にVの文字を得た。同車の概要および変更点を解説する。
●スカニア V8を加えてラインアップ拡充
スウェーデンの大型車メーカー・スカニアが日本での活動を本格化する。以前は日野系販社で扱われていたが2010年に日本法人を設立、2012年から本格的な展開を開始した。スカニアはこのほど出力580hpのV8エンジンを日本に導入し、ラインアップを拡充した。日本再上陸となったスカニアの大型トラクターに試乗し、最新鋭の欧州トレンドを実感した。車両解説と併せて社長インタビューを掲載。
●まさに走るオフィス ダイムラーの自律走行システム
ドライバーが1日を過ごすキャブは、しばしば「走るオフィス」と表現されるが、運転操作とそれ以外の作業の間には一線が画されてきた。このほどダイムラーは自律走行システムを発表、自動走行とドライバーの作業の両立を実現した。車車間や施設との通信と車両制御の連携で実現したもので、ドイツのアウトバーンを舞台に取材した。
●ZFの最新技術をフル体験!
変速機やサスペンションなど多彩なコンポーネントのスペシャリストZFが、今秋開催のIAAに向けて最新の技術や提案を披露するイベントを開催した。シャーシーの軽量化や乗り心地・安定性の改善に向けた各種コンポーネント、外部から車両をコントロールするシステムのプロトタイプなど、商用車の将来を見据えた最新の技術を取材した。
●T型フォード移送大作戦

東京・下北沢のファッション衣料品店に展示されていたフォードT型ファイヤーチーフカー(消防指揮車)が、福山自動車時計博物館に譲渡されることになった。繁華街の狭い道を舞台に、T型フォードの積み込み作業に密着した。

アイ・アール・エスに聞くインジェクターの洗浄とその効果
ディーゼルエンジンの燃料噴射に欠かせないインジェクターは使用過程でスラッジなどの汚れが付着し、噴射性能低下や故障などのトラブルを起こす。インジェクターは汚れを洗浄すれば再使用可能なケースが大半だが、これまでは交換されることが通例だったと言う。インジェクターの洗浄サービスを展開するアイ・アール・エスに話を聞いた。

ピューズの超小型実用EV
東京R&Dは本誌No.47でご紹介したフランス製小型EV・エクサムメガに、日本向けに専用開発したリチウムイオンバッテリーを搭載、超小型実用EVとして実証実験を行った。軽自動車よりさらに小さな実用EV(超小型モビリティ)を視野に実現性を検討するという。
輸入トラックの新展開 新型ウニモグ/ボルボFH
日本に輸入される欧州製トラックが新型に切り替わる。2013年4月にモデルチェンジしたメルセデス・ベンツ ウニモグは、この4月から国内販売が開始された。ボルボ新型FHは今年5月からアジア諸国で順次発売を開始、日本では8月中の発売が予定されている。

粒よりの最新レポート、連載ほか

●タダノ、シンガポール向けトラッククレーンを開発
●海外で見かけたトラック達 ドイツの路上編/アメリカの路上編
●消防庁が全国に配備を進める拠点機能形成車
●新・はたらくくるま この1台 日産ディーゼル大型トラック〈昭和54年規制適合車〉
●僕らの消防車見聞録 愛知県の消防車
●はたらくくるまのスケッチブック トヨタFS型消防車
●イベント記事
 三菱ふそうサービス技術コンテスト開催/日野自動車の最新安全装備/ミシュランタイヤの3Rコンセプト
 2014 NEW環境展/人とくるまのテクノロジー展/クラリオンのCV用製品発表会
●NEW MODEL 日産 e-NV200
●ザ・タクシー 思わず振り返るユニークなハイヤー&タクシー ほか

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