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最新刊のご案内 ワーキングビークルズ 90号 (2025年12月5日発行) 定価1,210円 (本体1,100円+税) A4判 56ページ ISBN 978-4-89980-690-5 |
【主な内容の紹介】
◆特集 Japan Mobility Show 2025の多彩な商用車たち
10月29日から11月9日まで開催された「Japan Mobility Show 2025」には過去最多の522社が出展し、来場者数は約101万人を数えた。商用車は国産大型4社が各々コンセプトモデルや発売予定の新型車、現行車両などのほかサービスの提案やコンポーネントなどを出展。韓国の起亜が電動パネルバンを、さらに中国のBYDは日本市場向けに専用開発した小型トラックを出展し話題となった。他にもスタートアップなどから様々なEVが出展された。
◆JMS出展車から 深掘り!三菱ふそうの水素エネルギーの取り組み
三菱ふそうはジャパンモビリティショーで、水素燃料電池と水素燃焼エンジンを各々搭載した大型トラックを世界初公開した。この2台は、燃料を液体と気体の異なる2方法で貯蔵する点も特徴的である。三菱ふそうではカーボンニュートラルのソリューションは決して一つではなく、ユーザーに選択肢を提供したいという。
◆THE TAXI SPECIAL 飛鳥交通のクラウンFCEVタクシー
東京都では脱炭素化に向けた取り組みとして水素エネルギーの活用を推進している。東京・神奈川・埼玉で約1,800台のタクシーを運行する飛鳥交通はEV180台を導入するなど脱炭素化に積極的に取り組んでおり、このほどトヨタクラウンFCEVを導入して多摩市のニュータウン営業所に配置した。水素で動くタクシーはスムーズで静か、パワフルでドライバーにも利用客にも好評という。関連記事として、同社や京王バスが水素を充填する水素ステーションを取材した。
◆ジャパントラックショー in 富士スピードウェイ
偶数年に開催されるジャパントラックショーのスピンオフイベントとして、富士スピードウェイで開催される本イベントは今回で3回目となった。会場には主に輸送事業者からトラックやトレーラー、レッカー車を中心に多彩な車両が登場した。またこのイベントでは、中国・フォトン製電気トラックが展示された。
◆ダカール・ラリー 日野チームスガワラの挑戦
日野自動車は1991年に日本のトラックメーカーとして初めて、パリ・ダカールラリーに挑戦し、以来参戦を続けている。2026年1月にサウジアラビアを舞台に開催される次のダカール・ラリーにも日野チームスガワラとして参戦し、ボンネット型HINO600をベースとする車両が開発された。サウジへの船積みを前に、走行試験を重ねるHINO600を厚木の山奥に訪ねた。
◆建機・重機のスケールモデルが大集合!はたらくじどうしゃ博物館
長野県伊那市にある「はたらくじ同車博物館」は、ショベルカーやクレーン、ブルドーザーやダンプなど建機・重機に特化した私設博物館である。ミニチュアや本・雑誌・カタログなど収蔵資料は数万点にも及び、公開されているのはごく一部という。館長の土田さんは小さな頃は重機少年と呼ばれ、大人にくなってからは自ら建設会社を設立するとともに資料の収集に一層の熱意で取り組み、今や建機・重機関連の第一人者として知られる。
◆日野オートプラザにKBはしご車登場
八王子市にある日野自動車の博物館・日野オートプラザの展示車に、新たに1978年式のはしご車が加わった。1978年式の4x2キャブオーバートラック・KBをベースに架装され、2020年までのほぼ半世紀にわたり山梨県で稼働を続けた消防車である。
《粒選りの話題から》
・三菱ふそうと日野自動車の経営統合 新会社“ARCHION”に
・ダンロップタイヤTBタイヤ作業コンテスト開催
・コープさっぽろのイベントから
・北の大地のはたらくくるま
・トヨタ博物館企画展から
・民生6TWが日本自動車殿堂・歴史遺産車に
・NEW MODEL いすゞギガ/いすゞギガLNG・CNG/いすゞエルフ/日野プロフィアZ FCV
《連載》
・はたらくくるまのスケッチブック45 畑さんが見かけたはたらくくるま
・新はたらくくるまこの一台55 日野ブリスカ
・WVミュージアム ヤマト運輸の宅急便を支えるトラックたち ほか
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