Creative Master Northcord Limited |
アレキサンダー・デニス
エンヴァイロ400
セルケント
Alexander Dennis
Enviro 400
Selkent
UK6008 セルケント アレキサンダー・デニスの最新型ダブルデッカー・エンヴァイロ400をモデル化。ユニークなフロントマスク、ラウンドした2階フロントウィンドー、同じく2階ののプロテクター(枝払い)をはじめ、各部をリアルに再現している。車内も同様に実車そのままに模型化されているほか、エンジンも再現されている。 |
||
モデル化された車両は、イーストロンドン・バスグループのセルケント(South
East London & Kent)が運行するエンヴァイロ400で、同社が10台導入した車両の1台である。このバスは、ロンドン市交通局(TfL)の委託する系統61で活躍する車両をモデル化した。系統61はロンドン南東部のブロムリー・ノース〜チゼルハースト間を結ぶ路線で、モデルのバスは2006年12月にセルケントのブロムリー車庫に配属された。なおこのエンヴァイロ400は、セルケントがステージコーチグループから離脱して以来初めてとなる新車導入車である。 |
エンヴァイロ400のユニークなリヤビュー。リヤウィンドーだけでなく、車体各部に楕円形がデザインされている。なおエンジンリッドは開閉し、内部にエンジンが再現される。 エンヴァイロ400は2005年にデビューした新型ダブルデッカーで、デニスの自社製シャーシーに架装されるが、ボルボやスカニアにも架装可能である。 |
←CMNL製モデルは、精密に再現された塗装も特徴の1つ。他のモデルメーカーならばデカールやステッカーで表現するような細部までペイントで再現しており、完成度の高さや耐久性は折り紙付き。CMNLの高い技術力と自信がうかがえる。 左写真は、UK6008セルケントのフロントマスクを拡大したもので、ロンドン市交通局(TfL)のロゴや車椅子のマークは、それぞれがわずか1.5mm四方程度の大きさでしかなく、またSelkentの文字は、1文字あたり0.5mmもない。さらに車体側面などでは、実車を忠実にスケールダウンした結果1mmに4文字もの細かさで再現され、肉眼では読むことすら難しいものもあるが、ルーペで拡大するときちんと読める文字となっていて、精密感を増している。 |
|