バスラマ 35号
(1996年4月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-35-0

 同一内容をPDFデータにて
提供しています。


CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.35およびNo.36を収録

【主な内容の紹介】

●ユーザー訪問
31
静岡鉄道

 静岡市を中心に県東部に路線網を展開する静岡鉄道は、東西に発達する鉄道網へのフィーダー輸送が高い比重を占めている。同社ではバスの活性化を目指して路線網の見直しやバスカードの導入などを進めてきた。また静岡では過疎地域のバス維持にいち早く取り組んでおり、分離子会社や廃止代替バスを運行する。
 静岡鉄道に取材し、一般路線の現況や様々な試み、貸切バスの様子などをご紹介する。保有車両のアルバム、一般路線の試乗記や定期観光バスの乗車記など関連記事も豊富に掲載する。

ヨーロッパ製ノンステップシティバスがやってきた
 かねてから強い関心を寄せてきたノンステップシティバスが、いよいよヨーロッパから上陸した。このバスはドイツのネオプラン製で、輸入代理店として実績を築いてきた中央交通が輸入し、同社が運行受託する養護学校の通学輸送に使用するものである。

日産シビリアン4WD
 日産シビリアンのラインアップに4WDが加わった。シビリアンが得意とする自家用送迎や幼稚園、官公庁などは積雪地にあるものが少なくなく、雪路での踏破性が求められてきた。シビリアン4WD誕生の背景やねらいを日産車体に取材するとともに、冬の猪苗代周辺で実力を試した。

日産ディーゼルERIP
 日産ディーゼルの蓄圧式ハイブリッドバスERIPが、大阪に次いで東京でも走り出した。ERIPの開発を手掛けた日産ディーゼルのエンジニアに、技術的特徴や苦労などを聞くとともに、都営バスのERIPに乗車した。

特集 普及を始めた自動観光ガイドシステム
 GPSを利用したカーナビゲーションシステムが乗用車でヒットする中で、観光バス業界ではこの機能を活かした自動観光ガイドシステムに注目が集まっている。ガイド不足への対応として開発が進められてきたが中・小型観光バスにおける新サービスとしても注目されており、先行の1社に加えて新たに2ブランドが参入した。。
◆各社のシステムを体験する ゴールドキング/TSI/クラリオン
◆自動観光ガイドシステムのカタログ

●最盛期の宣伝自動車
 テレビ時代の以前、新商品の線でっは新聞・雑誌の広告のほかに、宣伝自動車に依存することが少なくなかった。企業は競って宣伝自動車を制作し、奇抜で大胆なデザインと、これを制作するボデーメーカーの技量が競われた。宣伝用にいすゞ自動車が撮影したフィルムから、1950年代に隆盛を極めた宣伝自動車をご紹介。

●バスラマのアジア紀行 中間のピリオド
 創刊5周年を機にNo.30から連載してきた「アジアバス紀行」。フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアの各国におけるバス事情の紹介を予定どおり終えて前半を終了した。取材を通じての印象、ご報告と概括をまとめる。

粒よりのレポート、連載ほか
●バス利用者の声―高校生の立場から
●NEW MODEL いすゞCNGバス/日野自動車のアメリカ製オリジナルバス
●スーパーハイデッカー納入実績(1995.4~1996.3)
●路線バス用低公害車の評価〈東京都環境科学研究所の報告から〉/アルクマールとロッテルダムのサービスバス/東名高速で発生したバス×トラック追突事故の調査結果概要/名鉄、貸切バスに通信カラオケ導入/OCAT開設 大阪市営バスが関西空港へ ほか
●私の知っているバス達 いすゞバスその6 ボンネットバス時代の変わったバス
●海外記事 香港:1996年の香港バスラリー
        オランダ:オランダのバスメーカーに再び変動か
●新車一覧 東京都交通局(平成7年度)/京浜急行(平成7年度) ほか

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