バスラマ 37号
(1996年8月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-37-7

 同一内容をPDFデータにて
提供しています。


CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.37およびNo.38を収録

【主な内容の紹介】

●ユーザー訪問
33
旭川電気軌道

 北海道第二の都市・旭川で市街地を中心に路線を運行する旭川電気軌道。マイカーの普及や過疎化を背景に輸送人員が減少傾向となる中で、冷房車の拡充やインフォメーションの充実など乗りやすく使いやすいバスを追求。またノンステップバスの道内初導入を予定するなど、様々な取り組みを行っている。
 旭川電気軌道に取材し、路線や貸切の現況、いち早くコンピュータ化に取り組んでいる現場や独特な仕様をご紹介する。保有車両のアルバム、旭川市内を走る一般路線やラベンダー畑の中を走る定期観光バスなど関連記事も豊富に掲載する。

最後の国鉄ハイウェイバス MS375最後の活躍
 JRバス関東に3台在籍する三菱ふそうP-MS735SAは、国鉄東名ハイウェイバス使用車両では最初のハイデッカーボデーとして登場、同時に最後の高速専用車となった。この車両が活躍した時代の関係者が集まり、稼働車両の乗り心地を楽しんだ後、誕生の経緯や想い出を語ってもらった。また車両の現在の整備状況について、JRバス関係者に語ってもらった。

特集 わかりやすい方向幕とは
 利用者にとって重要なインフォメーションである、バスの方向幕について取り上げる。方向幕はバスサービスのインフォメーションの原点に位置付けられる要素である。そもそもバスの方向幕の目的は何か、そこにはどんな情報を盛り込むべきか。
◆利用者が見た方向幕 読者投稿を中心に
◆方向幕の歴史、そして表示デザイン
◆方向幕巻取器のカタログ

●バスドライバーのひとりごと
 よくバスドライバーは、乱暴、不親切、不愛想と言われる。たとえ真面目なドライバーが多くても、たまたま一人のドライバーが怖い人だと、その会社のイメージが決定されてしまう。ドライバーに対する苦情は新聞によく投書されるのに、ドライバーからの投書はほとんど掲載されない。あるドライバーが、会社のドライバーは一人一人話せばとても朗らかでいい人なのに、乗務するとなぜか不愛想になってしまうのはなぜか、まとめた記事である。

●会津乗合自動車 最近の車両の話題
 尾瀬への路線を運行する会津乗合自動車が、低公害バスや新しい中型のATバスなどを採用した。中でも低公害バスの日産ディーゼルERIPは、初めて山間路線に投入された蓄圧式ハイブリッドバスである。会津乗合を訪問し、日産ディーゼルERIP導入の経緯や活躍の様子、併せてトルコンATを搭載する新型AT車いすゞKC-LR233Jを取材した。

●立山トンネルでトロリーバス運行開始
 立山黒部アルペンルートの立山トンネル(富山県)で、4月23日から新しいトロリーバスが走り始めた。同ルートのトロリーバスと言えば、関電トンネルを主体に走る関西電力のトロリーバス(本誌No.18)が有名だが、立山トンネルはこれまでディーゼルで運行されてきた区間を、トロリーバスに置き換えるものである。。

粒よりのレポート、連載ほか
●CNGバス営業走行試験調査
●NEW MODEL 日野ブルーリボンワンステップバス〈エアサス仕様〉
●好調です!武蔵野市のムーバス/イベコ トップクラス/読者投稿 ノンステップバス時代を前にして思うこと ほか
●私の知っているバス達 大阪市営バスその1 ワンマンカーの発達
●若手バスマン大いに語る スペシャル〈座談会〉 若手バスマン皆で語る
●海外記事 香港:ミニバスイン香港
        オランダ:観光バスビジネスに大きな変化 ほか
●新車一覧 京都市交通局(平成7年度) ほか

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