バスラマ 38号
(1996年10月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-38-5

 同一内容をPDFデータにて
提供しています。


CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.37およびNo.38を収録

【主な内容の紹介】

●ユーザー訪問
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近畿日本鉄道

 近畿日本鉄道は1910年に創業した奈良軌道をルーツに創業以来80余年、鉄道線を中核にバスや観光施設、不動産などの事業を行っている。バスは鉄道沿線を中心に全国で12社のグループ会社を擁するが、ここでは自社直営のバスを取材した。
 大阪府東南部を中心とする一般路線、成長を続ける高速路線、車両へのこだわりなどを、近畿日本鉄道のバスをたっぷりとご紹介。また日野車で統一されている保有車両のアルバム、ローカル路線試乗記など関連記事も載する。

三菱ふそうニューエアロスターMP・MM
 三菱ふそうの大型路線バス・エアロスターがフルモデルチェンジし、9月9日に発表された。21世紀を見据えたシティバスとしてデビューした三菱ふそうニューエアロスターは、厳しいと言われる昨今の国内バス試乗に新しい展望を開くフロンティアになり得るか。新型の速報をお届けするとともに、新型エアロスター開発のねらいや特徴を、担当エンジニアにインタビューした。

特集I ワンステップバス最新情報
 ワンステップバスは、前中扉間の床面地上高およそ500㎜前後のシティバスで、低コストで導入可能な低床バスとして注目され、何かと話題を集めてきた。本特集では最近相次いで登場している前中扉間ワンステップ構造のエアサスシティバスをメインテーマに取り上げる。
◆南海電鉄で前中ワンステップバス運行開始 日野KC-HU2MMCA
◆日野自動車工業製品開発部に聞く 日野ブルーリボンHUワンステップバス
◆日産ディーゼルの小型超低床路線バスRN、デビュー! 
 バス開発部に聞く/京王バス松の木住宅線のRNに乗る
◆西鉄ワンステップバスの昨日・今日・明日
◆西日本車体工業のワンステップバスへの取り組み

特集II ボデー更新の現場から
 このほど本誌連載「市街地路線バス超長期実用テストレポート」のモニター車のうち2台が、相前後してボデー更新を受けた。ここではそれらの工事中の様子や完成後の姿をレポートするとともに、更新工事を請け負う企業を訪問し、ボデー更新の実情を探る。
◆京王帝都のモニター車C29009号(日野U-HT2MMAA 1990年)/東京特殊車体
◆東急バスのモニター車A1175号(三菱ふそうU-MP218K 1990年)/大一自動車
◆東昭興産に見るバスボデー更新

●第56回IAAハノーバーショーのバス
 ヨーロッパ最大の商業車ショーIAAハノーバーショーが9月に開催され、ドイツ勢を中心に多くの新しいバスが発表された。新型の観光バスや路線バスと観光バスの中間的なモデル、拡大するノンステップバスの展開などが話題の中心である。

●ノンステップバス横浜の街を往く
 日本でノンステップバスの普及が進まない理由の一つに、機動性に対する懸念がある。そこでまずはノンステップバスの機動性を検証する試みが、横浜市と運輸省関東運輸局が中心になって行われた。車両は中央交通が保有するネオプランN4011を用いて、市内を走るバス事業者が選択した路線を約10日にわたり実際に走行した。

粒よりのレポート、連載ほか
●西武バスでミステリーバスツアー96開催
●英国のバス近況―ノンステップバスの普及を中心に
●NEW MODEL 日産ディーゼルスペースアロー・ユーロツアー/いすゞファーゴバス
●はとバスに三菱ふそうエアロキング登場/JRドリームふくふく号FHI-ボルボアステローペ/埼玉交通がD51バス導入/最近の日野ファンタスティックバスから/日本平自動車のトレーラー付小型貸切バス/バスの不意の「バス・シンポジウム96」/AV機器のニューカマー プラズマビジョン収納タイプ ほか
●私の知っているバス達 大阪市営バスその2 電気バスの開発
●若手バスマン大いに語る 奈良交通
●海外記事 香港:香港のステージコーチ
        オランダ:3本ケーブルのトランスミッションコントロール ほか
●新車一覧 東急バス(平成8年度) ほか

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