バスラマ 40号
(1997年2月25日発行)



【絶版】
刊行時定価1,400円
(本体1,359円+税)
A4判 104ページ

ISBN 4-938677-40-7

 同一内容をPDFデータにて
提供しています。


CD-ROM PDF復刻版
定価1,080円(本体1,000円)
No.39およびNo.40を収録

【主な内容の紹介】

●特集 バス会社訪問
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群馬県のバス 群馬バス・関越交通・上信電鉄・太田市・群馬県バス協会

 創刊号でスタートした「ユーザー訪問」では、各地の有力事業者から路線環境・輸送動向・営業戦略などを取材し、併せて車両現勢や特徴ある路線などを紹介してきた。今号では特集として、個々のバス事業者ではなく群馬県のバス事業を検証する。
 群馬県では著しいマイカーの普及と過疎地域の人口減少などでバス需要が急減、他府県に類を見ないほどの急速なバス路線の縮小が図られてきた。バス事業から撤退したりグループに移管する事業者が現れる一方、路線廃止代替バスを自治体が運営するケースが増えた。
 本特集では群馬の3事業者1自治体および群馬県バス協会に取材した。訪問先は、群馬バス、関越交通、上信電鉄、太田市、群馬県バス協会である。各社の車両アルバムに加え、保有車両一覧は上記バス事業者のほか、群馬中央バスの乗合車も掲載した。

JRバス関東のニューフェイス・ハイウェイバス FHIボルボ・アステローペ&いすゞガーラ試乗
 東京を起点に全国に伸びるハイウェイバス・ネットワークを持つJRバス関東に、相次いで新型車が登場した。最長路線「ドリームふくふく号(東京―下関線)」の富士重工ボルボ・アステローペと、東名ハイウェイバス昼行路線用のいすゞガーラである。車両導入の背景、ねらいと戦略をJRバス関東に取材するとともに、両路線に乗客として乗車した印象、ドライバーに新型車を運転しての感想を聞いた。

速報 待望の市販国産ノンステップバスデビュー 三菱ふそうニューエアロスターノーステップ
 三菱自動車は大型路線バスシリーズ・ニューエアロスターにノンステップ仕様車「三菱ふそうニューエアロスター“ノーステップ”(MP747型)」を追加して、2月12日から発売した。このモデルは国産バスで初めて、前扉部から中・後扉部までのノンステップ化を図っている。
 関連記事として、発表翌日に全国のバス事業者や自治体を集めた商品説明・実車展示が行われた際に、本誌編集長が担当した特別講演「ノンステップバスの登場に際して バス事業者へのメッセージ」の要旨を掲載する。

●近鉄の新型乗合車、トルコンAT搭載で登場
 近畿日本鉄道では平成8年度購入の大型乗合車にトルコンAT、液晶式行先表示などの新機構を採用、合わせて車内には新しい雰囲気のシートを採用した。近鉄は1995年9月からZF製トルコンATを経年車に改造搭載し試験運行してきたが、新車採用は初めてである。新機軸を盛り込んで導入された、近鉄バスの日野KC-HT2MPCAを取材した。

粒よりのレポート、連載ほか
●寄稿 驚くべき台北市のバス専用レーン 公車専用道路
●NEW MODEL いすゞLV/LT/LRワンステップバス 幼児送迎用“ワンワンバス”
●私の知っているバス達 大阪市営バスその4
●特別寄稿 バンホールは世界市場がターゲット
●横浜市営バスでワンステップバスを一括導入/日高市循環バス運行開始/日立中央バス営業開始/クラリオン観光ガイドシステムの発表・試乗会/警視庁初動式のバス/香港の日本製バスのニューフェイス ほか
●若手バスマン大いに語る 日本交通(大阪)
●海外記事 香港:ランタオのバス近況
        オランダ:好評です 新しい輸送サービス細分化/企業が他社の経験から学べるもの
●新車一覧 北陸鉄道(平成8年度)/北海道中央バス(平成8年度)/九州産交グループ(平成7・8年度) ほか

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バックナンバー 昔の事業者訪問
前号 バスラマNo.39 の内容は
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