定価1,471円 (本体1,362円+税)
A4判96ページ
ISBN 978-4-89980-127-6
バスラマ 127号
2011825日発行)
●バス事業者訪問147 福井鉄道
 福井鉄道は福井県越前市に本社を置く交通事業者で,乗合バス・貸切バスのほか,鉄道線を運行する。かつては名鉄グループ傘下だったが数年前にグループから離脱し,地域が支える事業者として新体制となった。新体制に移行したのを機にサービスの向上を目指し,新たなアイデアも盛り込んで新時代のバスに脱皮を図る福鉄バスの今を取材した。このほか車両アルバムや在籍車両一覧なども掲載する。
●バス事業者訪問148 イルカ交通
 イルカ交通は富山県小矢部市に本社を置く事業者で,トラック運送会社を母体とするユニークな事業者である。貸切バスを端緒に都市間高速バスに参入し,さらには特徴的な車両を導入した都市間ツアーバスや地元の要望に応えるコミュニティパスなど,地域貢献を基本に多角的戦略を進める同社を取材した。
●特集 東日本大震災とバス Part II
 先号に引き続き,東日本大震災とバスを特集する。震災の発生からおよそ100日が経過した岩手県を取材した。沿岸部が津波に襲われ,町々が飲み込まれた映像は記憶に新しいが,発生時にそこを走っていたバスも津波被害に遭っている。今回は岩手県交通の釜石営業所と大船渡営業所を訪問し,現場の「その時」と「いま」を取材した。
 直接被害に遭わなかった地域では,地震の発生から間もなく救援・支援の動きが始まった。地元で長年にわたり貸切バスを営むリアス観光バスを取材した。同社は震災後すぐに活動を開始し,支援に持てる力を全て注ぎこむとともに,積極的に情報発信を行っている。
●今年で2回目 体験型バスイベント 2011バステクフォーラム
バスラマでは昨年に引き続き,6月17日に大阪でバステクフォーラムを開催した。車両試乗会,ハイグレード夜行バスなど各種車両展示,最新バス機器・用品の実演など,体験型バスイベントの性格をより強めた今回の会場を紹介する。 
●あと半年…呉市営バスの走るみち
2012年春に広島電鉄に全面移管される呉市営バスについて,移管までの経緯を交通局に取材すると共に,地元バスファンによるアルバムなどで市営バスの今を紹介する。
●ドバイのバス UITP2011 in Dubai エクスポ展示の見どころ
先号では公共交通全般をご紹介したが,今号ではヨーロッパ製の最新鋭車を揃えるバスを中心にご紹介する。併せてUITPに展示された車両や技術から,気になるものをご紹介。
●「東京の交通100年博」江戸東京博物館で開催
8月1日の都営交通100周年を記念し,両国の江戸東京博物館で開催されている記念展の会場の様子を,バスと都電を中心に紹介する。
粒よりの最新レポート、連載ほか

●立川バスが戸袋窓内装型側面行先表示器を採用
●各地の新車から
●西鉄旅行の運転体験ツアー
●ブリヂストンの技能オリンピック全国大会
●次世代シティバスを目指して 国土交通省のバリアフリー車両の開発
●今年の全国のバスの日イベント予告
●バスのカタログ いすゞBK,CCM,CDMシリーズ(前篇)
●海外記事 香港:新制度を導入するマカオのバス Truck & Bus Builder特別版 メルセデス・ベンツ新型シターロ
●新車一覧 (京浜急行バスグループ/東急バス/立川バス)
ほか
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