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バスラマ 149号 (2015年4月25日発行) |
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●バス事業者訪問181 広島電鉄 広島市内を中心に県内の広い地域に路線網を伸ばす広島電鉄。同社は中国地方最大のバス事業者であり、また国内最多の利用者を誇る路面電車網、さらに鉄道線を保有する、総合運輸事業者である。同社には1998年に初訪問したが以来時間が経ち、状況が変わっている。その間、同社はバス事業の規制緩和をにらんだ施策や、バス事業を終了した呉市交通局の引継ぎなどを行っている。さらに近年は県内他事業者とも密接な関係を持ち、ひろしまバスまつりなどのイベントからバスロケーションシステムの導入、さらには事業者の枠を超えたバス路線網の再編の試みなどを行っている。 地域や利用者と向き合い、様々な施策を展開する同社の現在をご紹介するとともに、保有車両をアルバム形式でご紹介する。またアーカイブスや試乗記などの関連記事も豊富に掲載。 ●ボン・バス 関連記事として、広島電鉄の市内西部の路線を引き継いで設立されたHD西広島(ボン・バス)を取材。設立から16年が経過し、事業拡大の進んだ地域密着型バス会社の現場を訪問した。 ●いすゞ14.5型エルガハイブリッド登場 2012年にデビューしたいすゞエルガハイブリッドが改良を受け、“14.5型”となった。初代は燃費面で非常に評価が高い一方で、動力面で特にドライバーから指摘があった。14.5型は現場やユーザーの声を反映し、各部の軽量化や駆動系プログラムの改良、シフトマップの変更などにより、良好な燃費性能を維持しつつ、より実運行で使いやすいモデルへと進化した。 |
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●ヒュンダイユニバースの衝突被害軽減ブレーキを韓国で体験 日本市場で第三の選択肢として存在感の高まっている韓国ヒュンダイの大型バス・ユニバースに、間もなく衝突被害軽減ブレーキが装着される。今回は新型の日本デビューに先立ち、韓国の現代自動車研究所で衝突被害軽減ブレーキ搭載車に乗る機会を得た。ヒュンダイのシステムはレーダーとカメラを併用して先行車を検知、衝突の危険性がある場合には警告の後に自動ブレーキが介入する仕組みである。 このほか研究所理事へのインタビュー、韓国の公共交通の“今”のレポートなど関連記事を掲載する。 ●中国BYD製大型電気バスが日本に初上陸 2月から京都市内で大型電気バスが運行を開始した。車両は中国BYD製の大型バスK9を5台採用しており、1充電あたり200Km以上走行可能という性能は、国産電機バスの常識を大きく覆すものである。運行開始セレモニーを取材するとともに、電気バスメーカーのBYDジャパンに取材した。 ●使用過程車の安全性強化に役立つ機器・用品 ◆JRバス関東がモービルアイを採用 JRバス関東は特に安全性に注力する事業者の一つとして知られるが、同社がこのほど使用過程車に一括採用したのがモービルアイである。このシステムは前方の車両や二輪車、歩行者などを検出し、衝突の危険性を警告する後付型の安全装置である。JRバス関東に採用のねらいや使い勝手を聞いた。 ◆矢崎からドライブレコーダー一体型デジタコ登場 矢崎はドライブレコーダーとデジタコを一体化した商品を5月に発売する。このシステムはカメラを活用し、車線や前方車両、標識などを認識し、使用過程車でも安全性を高めることができ、同時に運行管理・記録も行える。 ◆小糸製作所のLEDヘッドランプ 小糸製作所は従来型4灯式ヘッドランプを置き換えられる規格サイズのLEDヘッドランプを発売した。ユーザーの視点に立って開発し、高い視認性と優れた省電力、従来の電球をはるかに上回る長寿命を兼ね備える。 ●西武バスにカラー&白色LED方向幕 西武バスが白色LEDおよびカラーLEDを使用した行先表示器を試験採用した。沖縄では一足早く導入した事業者がいるが、沖縄を除くと初めての採用である。従来型LED方向幕と比べて視認性が高く、軽量かつ消費電力の少ない新型LED行先表示器の採用に併せ、系統番号を路線カラーに合わせた色使いにするなどの試みも行われている。 ●熊本市営バス最終日の表情/市営バス終焉に寄せて 2015年3月末をもって熊本市営バスが88年の歴史に幕を下ろした。交通局の路線は2008年から順次民間事業者へ移譲されており、最後に残った小峯京塚線が運行を終えたのである。最終日を迎えた熊本市営バスの表情をお届けする。 また熊本で60年近く、身近な市営バスの記録を続けられてきた地元交通趣味界の重鎮・中村氏から、市営バス終焉に寄せて貴重な写真と文章で綴る惜別の原稿をいただいた。 粒よりの最新レポート、連載ほか ●日野ポンチョをベースに ルートンJr誕生 ●川崎鶴見臨港バスが首都圏初の電気バスを運行開始 ●小型バスでもサービスはプレミアム Hanatour Japan & 友愛観光バスの「くるくるバン」 ●ミシュラン新世代リブタイヤ Michelin X MULTI Z ●2014年度スーパーハイデッカー/2014年度下期ノンステップバス採用実績 ●ウィラートレインズの京都丹後鉄道が開業 ●各地の話題 常磐線代行バス運行開始/都営バス路線再編/ 東濃鉄道ボンネットバス引退/西日本JRバスのヨンケーレで行くツアー ●TTSターボリビルドの拠点を一新 ●各地の新車から ●バス用ターボエンジンのメンテナンス講座 ●新バスドライバーのひとりごと ●海外記事 香港バスラリー2015 ●新車一覧(京都市交通局/東武バス) ほか |
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