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バスラマ 150号 (2015年6月28日発行) |
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●バスラマ創刊25周年 バスラマインターナショナルは1990年の創刊から、150号となる今号で25周年の節目を迎えた。今号から連続で、25周年記念企画を展開する。 ●特別寄稿 バスラマ創刊25周年に寄せて 創刊25周年にあたり、バス事業者やメーカー、行政担当者などから、これまでの25年や今後の展望などを寄稿いただいた。 ●沖縄県のバス2015 ◆本島主要事業者:沖縄バス/東陽バス/那覇バス/琉球バス交通 創刊25周年を迎えたバスラマが訪問するのは、本誌のこだわりの一つ・沖縄のバスである。戦後長く、沖縄県内唯一の公共交通機関として県民の足を支えてきたバスは、1972年の本土復帰を経て1978年の交通方法変更(7.30)に伴い、車両の大半が右ハンドルの新車に置き換えられた。しかしマイカーの普及により本土以上に進んだバス離れの深刻化などから事業者の業績は厳しく、大手4社中3社が事実上破綻し、2社は県外資本の元で再建を進めるほか、モノレールの開通など特に近年は事業環境や情勢の激動が続く。 交通方法変更当時の新車が長年にわたり使われてきた沖縄のバスだが、ここに至って県外からの移籍車や補助金による新車の一括導入などで、急速に表情を変えつつある。またサービス面でもIT技術の応用やICカードの導入など、サービスレベルが向上してきている。 |
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今回の特集では、特に最近の話題にスポットを当て、本島4事業者、県バス協会、行政(県および国)に取材した。各社の現況や行政の取り組みをご紹介するとともに、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また長年にわたり沖縄のバスを見つめてきた地元読者の寄稿、アーカイブスなど関連記事も豊富に掲載する。 ●2015バステクフォーラム-最新バス技術の「紹介」と「実体験」 ぽると出版主催の体験型バスイベント「バステクフォーラム」が5月29日、大阪・舞洲で開催された。6回目となる今回は、初出展3社を含む22社が出展した。イベントでは衝突被害軽減ブレーキ実演や最新鋭車の運転体験、最新の機器・用品、サービス展示が行われた。 ◆バステクフォーラムではZFから電動ノンステップバス用アクスルが初展示された。最新のインアクスルモーター式電動アクスルで、電動であれば動力源を問わず対応が可能なこと、車幅2.5mの日本仕様にも対応できることが特徴という。ZFジャパンに取材した。 ●新潟市の連節バス、9月の運行開始に向けて習熟運転を開始 本誌No.147や年鑑バスラマなどで取り上げてきた新潟市の連節バスが5月8日、習熟運転を開始した。このバスは公設民営方式で新潟市が導入し、地元の新潟交通が運行を担当する。新バスシステムの計画を担当する新潟市都市政策部にこれまでの経緯を取材するとともに、連節バス導入による将来像などを聞いた。また実際に運行を担当する新潟交通では、担当者に話を聞いたほか試験運行の現場を訪問した。このほか車両の製造を担ったオーストラリアのボルグレン、シャーシーを供給したスカニア、国内販売を手がけ地域公共交通インフラ整備に経験を持つ三井物産プラントシステムにも取材した。 ●韓国製12m超観光車と続・ソウルのバスの話題 前号に引き続き、韓国の最新のバスの話題をお届けする。今回はソウルモーターショーに合わせて訪韓、現地で見かけた全長12m超の観光バス、ソウル〜モーターショー会場間の移動で利用した市外バスの乗車体験記、さらに日本では北九州と薩摩川内で稼働する韓国製電気バスの現地での活躍する姿などをご紹介。 ●速報UITPミラノ イタリア・ミラノで6月初頭に開催された国際公共交通連合UITP。今号では会場に展示された、最新のシティバスを速報する。 粒よりの最新レポート、連載ほか ●立山黒部アルペンルートにガラスルーフバス誕生 ●佐世保市に誕生した新しい定期観光バス・海風 ●貸切専業事業者のモービルアイ導入 東新観光(東京都)を訪ねて ●ブリヂストンのTB用タイヤリサイクル・リユース拠点を訪ねて ●岩手県北自動車が路線バスで宅配便輸送 ●ドライバーの疲労計測に向けたフリッカーシステム ●羽田京急バス/ミシュラン・グリーンライナー運行開始 ●各地の話題 各地のイベントから(東武バス/小平市/秋田内陸線/All Japan Isuzu Festival) ●イベント取材 人とくるまのテクノロジー展/運輸システムEXPO/どらなび就職フェア ●新型車 日野メルファ プラグインハイブリッド ●各地の新車から ●バス用ターボエンジンのメンテナンス講座 ●新バスドライバーのひとりごと ●AT搭載最新シティバスの実力を探る 補遺 続「もっと快適・低燃費にするAT車運転の秘訣」 ●海外記事 夏の香港を迎えるエンヴァイロ500H ●新車一覧(北海道中央バス) ほか |
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