定価1,471円 (本体1,362円+税)
A4判 96ページ
ISBN 978-4-89980-151-1
バスラマ 151号
2015825日発行)
バス事業者訪問182 名鉄バス
名鉄バスは名古屋鉄道から2004年に分社したバス事業者で、名古屋市内をはじめ愛知県内に広範な路線を展開すると共に、全国各地に高速路線バスを運行する。
 バスラマにはNo.53以来16年ぶりの登場となる。前回訪問時は利用者減少に悩む一般路線に対し、高速路線の充実で補完する施策に取り組んでいたタイミングであり、その後高速路線は事業の柱に成長した。分社以降は鉄道へのフィーダーを軸に、沿線施設や自治体と協力し、全国でも有数のマイカー普及地帯で路線の維持に努める。さらにICカードの導入など、利便性の向上を行い、輸送が伸びている地域もある。
 分社以降の名鉄バスの現在を紹介するとともに、保有車両をアルバム形式で紹介する。またアーカイブスなど関連記事も掲載する。

特集バスラマのVISIT 台湾!
 バスラマでは創刊5周年の「バスラマのアジア紀行」を皮切りに、東南アジア諸国(フィリピン・シンガポール・マレーシア・インドネシア)を取材、その後は香港や韓国、中国などのバスをお伝えしてきた。今号ではもう一つのアジアのバス大国=台湾のバス事情をご紹介する。
◆三菱ふそう台湾(順益車輛工業)
台湾で三菱ふそう総代理店を務める順益車輛工業は、シャーシー組み立てからボデー架装、艤装まで、台湾で唯一一貫生産している。台湾のバス作りの現場を取材した。
◆台湾のBYD電気バス
台中では現在電気バスが約100台稼働している。日本にも輸入されているBYDの電気バスが台中で稼働しており、事業者の苗栗客運を訪問した。

◆台湾初のBRTが直面する環境変化
 台中では目玉事業として、専用走行車線や改札システムを持つBRTが導入され、中国製の連節バスが走行する。利用も多く順風満帆かに見えたBRTだが、専用線の他のバスへの開放やBRT運賃収受システムの廃止など環境の激変に直面している。

●速報!いすゞエルガ モデルチェンジで第二世代へ進化

 いすゞ自動車は大型路線バス・エルガをモデルチェンジして8月18日に発売した。エルガは2000年6月に従来のキュービックLVに代わる初代がデビューし、15年目の改良である。外観だけでなく、小排気量エンジンやAMT/ATの搭載など大きく変わった新型エルガを速報する、
●バスラマ創刊25周年 第二弾

 バスラマインターナショナルは1990年の創刊から、150号となる今号で25周年の節目を迎えた。今号から25周年記念企画を展開する。先号に引き続き、バス事業者や用品・機器メーカーなどから、これまでの25年や今後の展望などを寄稿いただいた。また読者からの投稿をフロムリーダース・スペシャルとして掲載する。
●制度発足から2年 新高速乗合バスの現況
 2013年8月に高速ツアーバスと都市間路線バスを一本化した新高速乗合バス制度が発足した。以来2年が経過したが、路線の改廃や新設、事業者の消滅や新規参入など未だ流動的な状況が続く。2015年の旧ツアーバス系路線を一覧する。
●UITP イン ミラノ
 先号で速報したイタリア・ミラノのUITP、今号では最新鋭のシティバスをご紹介する。欧州では最新の環境基準ユーロVIが導入され、ディーゼルのクリーン化には一定の成果を見た。その中で、将来のバスはハイブリッドなのか電気なのか、あるいはバイオフューエルなのか、UITPはその方向性を占うのに格好の場となった。

粒よりの最新レポート、連載ほか

●トヨタ-日野の燃料電池バス・新型FC BUS、東京都内を走る
●ピカチュウ電気バス 元気に稼働中!
●ミャンマーで出会ったバス達 1
●三菱ふそう、事業者向けのワークショップを開催
●どらなびの第二回バス営業所見学ツアー
●自動車技術行政の動向を知る〜日本自動車車体工業会が講演会
●各地のバスイベントスケジュール/両備バスまつり
●運行管理をテーマにしたデンソーのセミナー/モービルアイの取り付け可能車種が拡大
●新型車 三菱ふそうエアロクィーン/エアロエース/MM
●各地の話題
●各地の新車から マルタの水陸両用バスが日本初上陸
●新バスドライバーのひとりごと 台風に追われて
●海外記事 シティバス&NWFBが中国ヤングマンを採用 ほか
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