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バスラマ 152号 (2015年10月25日発行) |
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●バス事業者訪問183 京成バス 京成バスは京成電鉄から2003年に分社したバス事業者で、東京都東部から千葉県西部・北部にかけて路線を展開する。 バスラマにはNo.51以来17年ぶりの登場となる。前回訪問時は国内の一般路線では初となる連節バスの導入で注目を浴びたが、その後は電鉄からの独立とともに、ローカルエリアでは地域ごとの分社などで事業環境は大きく変化した。京成バスが主要エリアとする都心部から千葉臨海部は人口が集積し恵まれた地盤と言えるが、その中で一層の需要喚起を目指し、ユニークなバスの運行や地元と協働で新路線の展開などを行い、利用者増につなげている。また高速路線ではLCC展開を図るなど注目を集める。 京成バスの現在を紹介するとともに、保有車両をアルバム形式で紹介する。またアーカイブスなど関連記事も掲載する。 ●いすゞ新型エルガ & 日野ブルーリボン 前号で速報した、いすゞ新型エルガのフルモデルチェンジは、今号では新型車のディテールをご紹介する。 ◆ノンステップに統一、次世代シティバスを牽引するか? 新型エルガはパッケージの最適化とバリアフリー性を高めた次世代ノンステップバスとなり、軽量化やエンジンダウンサイジングにより環境・燃費性能を向上した。ボデーはノンステップのみとなり、ホイールベース2種類を展開する。一方でワンステップはラインアップが廃止され、エルガハイブリッド、CNGノンステップ、自家用ツーステップは当面の間従来モデルが継続する。新型エルガの初代に対する変更点、各部の特徴などを、ビジュアルを中心に紹介する。 |
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◆日野ブルーリボン ハイブリッドもディーゼルも一新 統合モデルであるブルーリボンIIもエルガに続き新型ボデーへモデルチェンジを果たし、車名をブルーリボンに改めた。またハイブリッドシステムを一新し、ブルーリボンハイブリッドとしてデビューした。 ●4WD復活!三菱ふそうローザを一足先に体験 三菱ふそうの小型バス・ローザに4WDが復活する予定という。山岳地帯の積雪地の路線バス事業者の要望に対応して開発され、根強い需要のあった4WDは2011年の排出ガス規制施行を機にラインアップから落ちていたが、近々の復活が予定されている。プロトタイプに試乗し、滑りやすい路面などで2WDと乗り比べ、実力を試した。 ●走り出した新潟市の「BRT萬代ライン」 No.142や150で概要をお伝えしてきた新潟市の都市新バスシステムが9月5日からスタートした。市内中心部の幹線ルートをBRTと位置づけるとともに、郊外からの路線を結節する形で路線の大再編を行い、運賃収受システムなどを一新した。スタート時点では思わぬトラブルが続発したことが報道された新潟のBRTだが改善策を導入、しかし新たな課題も生まれているという。運行開始から約1カ月が経過した現場を訪問した。 ●バスラッピングの現場から 1970年代初頭、それまでは職人による塗装だったトラックボデーのデザインに、フィルムに印刷して貼るラッピングが登場した。バスでは1980年代後半に導入が始まり、今や各地で広告や地域PR、イラストなどをラッピングした多彩な車両が定着している。フィルムメーカーに話を聞くとともに、ラッピング加工の現場を取材した。 ●バスラマ創刊25周年 第三弾 バスラマインターナショナルは1990年の創刊から、150号となる今号で25周年の節目を迎えた。今号から25周年記念企画を展開する。先号に引き続き、バス事業者や書店、他誌編集者などから、これまでの25年や今後の展望などを寄稿いただいた。このほか読者からの投稿をフロムリーダースに掲載する。 粒よりの最新レポート、連載ほか ●最新バス機器・用品ガイド ●名阪近鉄バスのプレミアムバス新世代・浪漫II ●ミャンマーで出会ったバス達 2 ●日野リエッセIIに「スマイリングパッケージ」設定 ●山梨交通が導入したビデオ通話通訳サービス ●ブリヂストン、サービスマン&セールスマンの全国コンテスト ●各地のバスイベントスケジュール ●各地の話題 大阪バス/知床&京都のスカイバス/8ヶ国語のはとバス ほか ●バス用ターボエンジンのメンテナンス講座 事業者に聞くターボ付エンジンのトラブル対策 ●各地の新車から ●新バスドライバーのひとりごと 頼もしい仲間 ●海外記事 香港:デンソーのダブルデッカー用エアコン ほか |
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