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バスラマ 153号 (2015年12月27日発行) |
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●バス事業者訪問184 会津乗合自動車 会津乗合自動車(会津バス)は会津若松市を中心とする福島・会津地方を地盤とする。同社は戦時統合以来、長年にわたりバスを運行してきたが、自家用車の普及や地域の人口減などから経営環境が厳しくなり自主再建を断念、企業再生支援機構の支援を得ることとなった。経営再建にめどが立った2013年にみちのりホールディングスグループ入りし、あらためて再生から成長へと大きく舵を切っている。 みちのりホールディングスとなってから現場の意識改革を一段と進めるとともに、縮小均衡の一方だった一般路線を見直し、より地域のニーズに沿った路線を増やすなど新たな需要開拓を進める。また自然や歴史遺産、さらにスキー場など豊富な観光資源を活用し、会津に人を呼び込む手段としてのバスをPRし、様々な施策で会津内外の人の移動を支える。 会津バスの現在を紹介するとともに、保有車両をアルバム形式で紹介する。またアーカイブスなど関連記事も掲載する。 ●バスラマ創刊25周年記念イベント ◆第12回クラブバスラマ・バスツアー ヨンケーレ、ラストラン! 12回目となるクラブバスラマ・バスツアーは、初めてのミステリーツアーとして実施した。車両は西日本JRバス秘蔵の貸切2階建てバス・ヨンケーレ(1999年式)である。コースはバス・鉄道をフルに体験できるものが設定された。なおヨンケーレはツアーの2日後に惜しまれながら除籍された。 |
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◆読者も一緒に! Visit 台湾! 5年ぶり5回目となる本誌の海外ツアーは、No.150で特集した台湾。台中市のBRT転じてバス専用レーンの運行実態視察および台中市政府交通局での意見交換、電気バスを採用した苗栗客運の視察、バスが移動に重要な役割を果たす太魯閣渓谷の観光、そして台湾で唯一ライン生産でバスを完成する順益車輌工業の工場訪問など盛りだくさんのスケジュールとなった。 ●東武バスの新型エルガが超長期モニター車に加入 創刊以来続く超長期連載「日本の路線バス超長期実用テストレポート」では、第一回以来東武バスの車両を2世代にわたりレポートしてきた。その3世代目に、東武バスイースト・西柏営業事務所の2950号が就いた。車両は注目の新型エルガから、AMTを搭載するQKG-LV290N1である。 ●MEET @ Kortrijk バスワールド2015の会場から 奇数年10月にベルギー・コルトレイクで開催される世界最大のバスショー・バスワールド・今回は36カ国411社が出展、世界118カ国から3万4,932人が来場した。バスワールドでは最新鋭の車両が展示され、本誌では2回にわたってご紹介する。今回はヨーロッパや中国メーカーなどの、電気バスなど次世代バスを掲載する。また関連記事として、バスワールドに登場した日本が関わる話題を2つお届けする。 ●フランスのBRT フランス北部の町ドゥエでは2010年から連節車によるBRT「A系統」が運行されている。もともとは2007年に運行開始予定で道路中央の島式プラットホームから乗降するなど意欲的な計画だった。しかし2014年に車両を更新し、通常の右側乗降口のバスとなった。そのドゥエを訪問し、BRTの現状を観察した。 。 ●第64回中央技術委員会全国大会開催 日本バス協会主催の中央技術委員会全国大会が開催された。このイベントは全国のバス技術者の情報交換の場として、また親睦の場として欠かせないイベントで、発明考案の表彰や業務報告が行われた。今回は業務報告の中から、広島県のバスロケーションシステム「ひろしま公共交通ナビ くるけん」をテーマとした報告を掲載する。 粒よりの最新レポート、連載ほか ●東京モーターショーの会場から ●エンペラー復活!岐阜バス観光、高級観光バス導入 ●超ワイドなハイグレードシート マジカル・テクニカの新製品A388登場 ●小田急箱根高速バスが最新型車内券売機を導入 ●各地のバスイベントから ●新型車 三菱ふそうローザ4WD/ヒュンダイユニバース/日産シビリアン ●どらなびのバスドライバー就職イベント/ブリヂストンのタイヤによる路面判定技術実用化 ●各地の新車から ●新バスドライバーのひとりごと 利用者の正義感 ●海外記事 香港:ボルボB9TL/ライトバスのニューフェース 韓国:韓国初の2階建て路線バス登場 スウェーデン:スカニア・シティワイドLEハイブリッドに乗る ほか |
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