バスラマ 170号
(2018年10月27日発行)


定価1,471円 (本体1,362円+税)
A4判 112ページ

ISBN 978-4-89980-170-2

【主な内容の紹介】

●バス事業者訪問
205
小田急バス・小田急シティバス

 東京の武蔵野・多摩から神奈川県東部にかけて路線網を展開する小田急バスは、前回(2005年)の事業者訪問以来ICカード乗車券の導入や短距離高速バスの増強、安全・サービス面の向上などを図り、着実に成果を上げている。小田急線沿線から京王、JR線に至る幅広いエリアをカバーし、鉄道連絡の役割も果たす小田急バスをあらためて取材した。
 小田急バスは日本の事業者としてはかなり早い時期に一般路線バスノンステップ化100%を達成するなど、意欲的な車両導入方針が特徴である。取材記事と併せて、車両をアルバム形式でご紹介するとともに、車両一覧を掲載する。

●海外レポート 時代はポストディーゼルへ 第68回IAAに見るバスと新技術

世界最大の商用車ショーIAAは、欧州を中心に最新の、そして次世代のバス・トラックが展示・発表される。今回のIAAではディーゼルから低公害の輸送手段への移行が顕著となり、LNG/CNG、そして何よりも電動化の動きが主流となってきたことが明確に示された。また環境・経済性能だけでなく、高度な安全システムが要求されるのも最近のトレンドである。
■ダイムラーが示す明日の商用車の姿
地元ダイムラーはIAAで最大級のスペースを確保し、グループの三菱ふそうも含め80台もの車両を展示した。IAAに先立ちダイムラーが開催したプレイベントを取材、最新鋭の電動技術や安全技術をお伝えする。
■今回の会場で目立ったのが電気バスで、シティバスでは各メーカーとも電気バスを出展車両の目玉と位置付けていた。会場内に展示された新型バスから、目だったものをご紹介する。
■ヨーロッパの主要ハブ空港の一つ、オランダ・スキポール空港は、充実したバス専用道路によるサービスやそれを活用した自動運転実験など、バスでも注目を集めることが多い。100台もの連節電気バスがフル稼働する現場を訪問した。

●安全&空力性能向上 新型トヨタコースター
 2016年末にフルモデルチェンジしたトヨタの小型バス・コースターが1年6カ月のタイミングで改良を受けた。新型はToyota Safety Senseを装備し安全性が改良するとともに、空力性能にも磨きが掛けられている。今回の改良について、その要点をメーカーに取材した。

●プリンセスラインの大型電気バスBYD K9 3年間の運行実績
 京都のプリンセスラインは、京都駅―京都女子大学間を電気バスで運行している。同社は2015年に中国BYD製の大型電気バス K9を導入、さらに今年に入ってからは2台を増備している。この3年間のBYD K9の使用実態を聞く。

●安全運転とより良いサービスを競う ドライバーコンクール&コンテスト
 全国各地で、より一層の安全運行や利用者サービスの向上をねらい、ドライバーのコンクール(またはコンテスト)が開催されている。取材したのは、◆東京バス協会加盟12社による第2回バスドライバー運転コンテスト ◆京成バスドライバー安全運転コンスト ◆JRバス関東第17回運転コンクール ◆西日本JRバス第16回運転競技会 の4つである。

●各地のバスイベントから
 今年も各地でバス関連のイベントが賑やかに開催されている。編集部に届いた各地のイベントを紹介する

●バステク in 首都圏で紹介される輸入車から
11月2日に千葉・幕張で開催する第4回バステク in 首都圏で、実車またはパネル展示で登場予定の輸入小型バスを紹介する予告編。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●最新バス機器・用品ガイド
●WIller 東京レストランバスが定期運行化
●はとバス70周年の復刻塗装がボンネットバスで登場
●ダンロップの全国タイヤ作業コンテスト
●全国貸切バスウォッチング
●アストロメガが東名ハイウェイバスに就役/那覇バスターミナルがリニューアルオープン/東京モーターフェスのバス ほか
●NEW MODEL 三菱ふそうエアロエース エレベーター付バス
●各地の新車から
●新バスドライバーのひとりごと いま一度AT車の運転を考える
●海外記事 香港:ついに香港の電気バスが出揃った/韓国:新登場した2ステップ路線バス“スマート11HG” ほか

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バックナンバー 昔の事業者訪問
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