バスラマ 180号

(2020年6月25日発行)


定価:本体1,362円+税

【税込価格】1,498円
A4判 104ページ

ISBN 978-4-89980-180-1

【主な内容の紹介】

●バスラマ創刊30年を迎えて
 
1990年に創刊したバスラマは、今号で30周年。編集部一同、皆様に心から感謝申上げます。

◆バスラマ創刊30周年記念インタビュー
両備グループ 代表 兼 CEO 小嶋 光信氏に聞く

 30周年記念インタビュー第二弾として、両備グループの代表 兼 CEOである小嶋 光信氏へのインタビューをお届けする。両備グループは岡山を本拠とする交通事業者で、小嶋社長は1999年にグループ代表となり、事業を牽引してきた。同氏は地方交通の維持再生に手腕を振るうともに、バスと社会の在り方についても数々の提言を続けており、注目を集めている。地方の移動の足=交通権を守るためにも、これまでの補助金頼みではなく、公設民営・公設民托を提言するとともに、利用促進を通じて将来の地方公共交通の維持を呼び掛けている。

◆バスラマ創刊30周年に寄せて-読者読者投稿から
 バスラマの創刊30周年に寄せられた読者の皆さんからのお便りを、本号と次号でご紹介。

●バス事業者訪問
215
北海道北見バス

 北海道東部・北見市を本拠とする北海道北見バスは、かつて東急グループの一員だったが2009年にグループを離脱、2011年に地元資本のバス事業者となった。同社はオホーツク総合振興局内2市7町にまたがる広大なエリアに路線網を展開するほか、札幌や旭川、釧路など主要都市を結ぶ高速路線を運行している。
 取材記事と併せて、車両をアルバム形式でご紹介するとともに、路線紹介、アーカイブス、グループ車両一覧など関連記事を掲載する。

●バス事業者訪問216
網走バス

 
網走バスは道東・網走市を本拠としており、戦時統合で誕生した北見バスから戦後に独立した経緯を持つ。かつては名鉄グループの一員だったが、2012年に地元有力企業が引き受けてグループを離脱した。その後の網走バスはこれまでにない視点でバス事業を見直し、利用促進の施策に取り組んでいる。
 
取材記事と併せて、車両をアルバム形式でご紹介するとともに、路線紹介、アーカイブス、グループ車両一覧など関連記事を掲載する。

●緊急特集 新型コロナウイルスCOVID-19のバスへの影響

2019年末に中国から流行が始まった新型コロナウイルスCOVID-19は瞬く間に日本そして世界へと波及した。有効な治療方法がない中で、感染防止のため人間の接触を極力減らす対策が取られ、外出制限や都市封鎖が行われている。日本では緊急事態宣言とともに、移動の自粛が呼びかけられている。一方でこの対策は、バス事業者に極めて深刻な影響を及ぼしている。市街地路線バス/都市間高速バス/貸切バス/定期観光バスの各事業者の協力を得て、新型コロナウイルスへのバス事業への影響を調査した。

●試乗 シティバスに魅力的な選択肢 オノエンスターから2つの電気バス
 年鑑バスラマでご紹介した電気バスのニューフェイス・オノエンスターがいよいよ日本に上陸した。八王子のオノエンジニアリングが輸入を手掛けており、このほど7m車と10.5m車に試乗した。八王子を起終点に起伏に富む市街地ルートを試乗するとともに、小田急バスのご協力を得て整備工場でじっくりと観察させていただいた。

●2020バステクフォーラムに登場する最新技術
 5月に大阪・舞洲で開催を予定していたバステクフォーラムは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、7月10日に延期して開催を予定している。ここでは一足先に、バステクフォーラムに登場する最新のバス機器・用品、ソフトウェア、車両などを一括ご紹介。

●JRバスの最新車 JRバス関東の連節バス/JRバス関東&西日本JRバスの夜行用アストロメガ
 JRバス関東と西日本JRバスが導入した最新車両の話題をお届けする。
・JRバス関東は4月に日野ブルーリボンハイブリッド連節バスを採用し、白河支店に配置されているボルボB10M/富士重工のうち1台を代替した。連節バス市販車としては、先号でご紹介した横浜市交通局に続く2社目の採用である。
・JRバス関東と西日本JRバスは、ダブルデッカーのスカニア・アストロメガを新たに3台ずつ導入し、6月1日から東京-京都・大阪間で運行を開始した。今回の新車は2階を3列独立シート、1階を2人掛けシートとする2クラス車で導入されている。

●西武バスの新塗装S-tory誕生
 西武バスの乗合車は1953年に採用された通称「笹の葉」デザインで親しまれてきたが、このほど67年ぶりにデザインを一新、新たに「S-tory」を導入した。これは鉄道とバス路線が編み上げるクロスデザインがモチーフである。

短期連載 私はドイツの韓国人バスドライバー 第一話
 2014年まで韓国から海外レポートを執筆していたチェイ・ウォンホ氏は、現在ドイツで路線バスのドライバーとなっている。自分の夢を実現するため渡欧した経緯や仕事の様子を短期連載でお届けする。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●各地の新車から
●飛騨高山で観光路線「匠バス」がスタート
●NEW MODEL トヨタコースター・日野リエッセII/トヨタハイエースコミューター/いすゞエルガ&エルガミオ
●新バスドライバーのひとりごと 定期券は印籠にあらず
●海外連載記事 
 香港:ディスカバリーベイ・トランジット・サービスのMANバス
 韓国:休載
●新車一覧 東京都交通局

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バックナンバー 昔の事業者訪問
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