バスラマ 181号

(2020年8月25日発行)


定価:本体1,362円+税

【税込価格】1,498円
A4判 96ページ

ISBN 978-4-89980-181-8

【主な内容の紹介】

バスラマ創刊30年を迎えて

◆バスラマ創刊30周年記念インタビュー
みちのりホールディングス 代表取締役 グループCEO 松本 順氏に聞く

 30周年記念インタビュー第三弾として、みちのりホールディングス代表の松本 順氏へのインタビューをお届けする。みちのりホールディングスは経営コンサルティング会社・経営協創基盤の傘下で、公共交通事業の支援会社として設立され、現在は福島交通・会津乗合・茨城交通・岩手県北自動車・関東自動車など北関東と東北地方のバス事業者に加えて、湘南モノレールをグループに持つ。みちのりホールディングスの松本CEOに、新型コロナウイルスの影響もふくめ、グループの動向などをお聞きした。

◆バスラマ創刊30周年に寄せて-読者読者投稿から
 バスラマの創刊30周年に寄せられた読者の皆さんからのお便りを、前号に引き続きご紹介。

◆バスラマインターナショナルの軌跡 No.41-179の内容を振り返る (1)
 本誌は1990年8月25日に創刊号を発行し、以来30年にわたり偶数月25日に発行を続けてきた。絶版となった古いバックナンバーへの要望も高く、No.40まではPDF形式で復刊をしている。本稿ではNo.41からの歴史を振り返り、各号を紹介していく。

●バス事業者訪問
217
阪急バス

 大阪北部・北摂を中心に、京都府と兵庫県に広い路線網を展開する阪急バス。このエリアは阪急電鉄をはじめ、私鉄各社とJRの鉄道網が充実しており、阪急バスは鉄道駅へのフィーダーを主力に、地域のニーズに合わせたバスサービスを展開する。人口動態の変化を背景に、阪急バスでは情報提供の充実やMaaSの研究など、変化しつつある社会環境への対応を進めている。しかしコロナ禍はバスの利用に大きな影響を及ぼしている。
 阪急バスと合わせて、グループ内のバス事業者を取材した。大阪空港交通は航空旅客輸送に特化して1963年に設立、大阪(伊丹)空港や関西国際空港と近畿圏の各地を結ぶ路線を運行する。阪急観光バスはグループの一般貸切を担っており、安全性評価認定制度では最高ランクを得ている。また高速路線の一部を担当する。
 取材記事と併せて、車両をアルバム形式でご紹介するとともに、アーカイブス、グループ車両一覧など関連記事を掲載する。

無事に開催!バステクフォーラム
5月に開催を予定していたバステクフォーラムは、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言の発令により、開催を7月10日に変更した。出展者数や展示台数は3割ほど縮小したものの、初めて中国製電気バス2車種3モデルが試乗車に登場、また事業者からは運行開始前の新車も展示されるなど、話題に溢れるイベントとなった。

●特集 いま注目のバスの感染症対策

前号では緊急特集として、新型コロナウイルスCOVID-19がバス事業に与える影響を報告した。緊急事態宣言は一度は解除されたものの、7月以降全国的に新型コロナウイルスが拡大しており、感染第二波が懸念される。その中でバス事業者は、利用者と乗務員の安全に配慮しながら運行を継続しており、これまでの飛沫防止カーテンや空調・窓開け運行に加えて、このところ抗菌・抗ウイルスコーティング施工、オゾン発生装置などの導入などに注目が集まっている。また高速バスでは、乗客の飛沫防止・接触回避の装備を導入する事業者も登場した。様々な取り組みを特集形式でお届けする。

【レポート】関西初見参!「電気バス勉強会」を開催しました
 大阪バス協会の協力を得て、関西の事業者を対象に、イベントに登場する2社3モデルの電気バスの実車見学およびメーカーの話を聞く勉強会が開催された。各事業者の担当者は、初見参となった電気バスを見る機会を得て、メーカー担当者と熱心な質疑応答を行った。

【レポート】日本初!ボンネット型電気バスデビュー
 「小江戸の蔵の街」として国内外から観光客を集める埼玉・川越市に、日本初のボンネット型電気バスが登場した。地元のイーグルバスは長年にわたり「小江戸巡回バス」を小型ボンネットバスで運行してきたが、このほどオノエンジニアリングが輸入する電気バスをベースにオリジナルボデーを製作し、稼働を開始した。

【レポート】置戸町・佐藤さんのボンネットバス再訪
 北海道に1950年製のボンネットバス・三菱ふそうB25が保存されている。本誌ではレストア途中のNo.43で取材し、その後B25は無事に車検を取得し今も健在である。動態保存されている貴重なボンネットバスに会いに、置戸町を再訪した。

●横浜BAYSIDE BLUE 運行開始
 7月24日、横浜市の連節バス“BAYSIDE BLUE”が運行を開始した。一般の旅客が利用できる国産連節バスとしては全国初の運行となる。

短期連載 私はドイツの韓国人バスドライバー 第二話
 2014年まで韓国から海外レポートを執筆していたチェイ・ウォンホ氏は、現在ドイツで路線バスのドライバーとなっている。自分の夢を実現するため渡欧した経緯や仕事の様子を短期連載でお届けする。第二話では、語学を学びつつ大型免許の取得を行う苦労を回想する。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●各地の新車から/各地の記念デザインバス
●小型電気バス BYD J6 デビュー
●JRバス各社でアストロメガ続々運行開始!
●西鉄「はかた号」が一新
●中型自動運転バスの実証実験がスタート/大型自動運転バスの話題 相鉄バス/ジェイテクト
●御年60歳のブルーリボン廃車体
●新バスドライバーのひとりごと 運転を見学する
●海外連載記事 
 香港:香港向けラインアップを充実させるエジプトMCV
 韓国:休載
●新車一覧 休載

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バックナンバー 昔の事業者訪問
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