定価972円 (本体900円+税)
A4判 56ページ
ISBN 978-4-89980-058-3
ワーキングビークルズ58
201545日発行)
●中・小型トラックのニューモデルに乗る
◆燃費改善、フロントマスク一新 いすゞエルフ14.5型
2014年秋〜冬にかけていすゞの小型トラック・エルフと中型トラック・フォワードか改良を受けた。両モデルとも市場に指示されてトップシェアを確保しており、このほど燃費性能などを中心に改良が行われた”14.5型”がデビューした。14.5型エルフを中心に改良部分をお伝えすると共に、従来型と14.5型の比較試乗の実際をお伝えする。。
◆きっちり積める4トン車 UDトラックス カゼットRK
UDトラックスと三菱ふそうの共同開発車カゼットRK/キャンターEXがデビューした。この車両はキャンターをベースにドアパネルとキャブを拡幅し、中型並みの幅広ボデー架装を可能とした実用モデルで、キャンター譲りのAMTを装備できる。十分な容積の荷室、そして十分な積載量をきちんと確保したモデルだが、ターゲットユーザーには一定の枠があるという。新型カゼットRKに試乗した。
●AGSを装備しスズキの軽商用車エブリイが一新
スズキの軽商用車エブリイとアルト(バン)が相次いでフルモデルチェンジし、新世代となった。両モデルとも今回の改良を機に、トルコンATに代わりMTをベースとしたAGS(AMT)を搭載したことが話題となり、また衝突被害軽減ブレーキの採用などでも注目されている。限られた寸法の中でどれだけ積載性を確保するか、また低廉なコストが期待される軽商用車の開発はきわめてハードルが高いというが、新型エブリイ/アルトはどう進化したのだろうか。改良されたばかりのエブリイに試乗する機会を得た。
はたらくくるま最前線12 高速道路の路面整備を陰で支える路面性状測定車
1964年に開通した名神高速道路を皮切りに、全国各地に建設・延伸されてきた高速道路は、わが国の経済活動を支える欠かせない存在となっている。高速道路の維持管理は非常に重要な仕事であり、これまで本誌では何度か高速道路の維持管理に携わる車両を取り上げてきた。今回はそうした車両の中から、道路の平坦性やわだちなど路面状況を検査する「路面性状測定車」に注目し、取材した。かつての手作業による測定から1980年代半ばに車載型計測車が誕生し、代を重ねてより使いやすく、かつ高速に測定ができる車両へと進化を続けている路面性状測定車は、夜間しか活動しない、知られざる縁の下の力持ちである。
●復活した2代目エルフ
いすゞがレストア作業を行ってきた2代目エルフ(1969年式)が完成し、お披露目が行われた。この車両は新車購入したオーナーが長年にわたり使用し、形見として受け継がれたものの寄贈をうけたもの。機関部は良好だったが、車体や外装面などが経年のため老朽化しており、いすゞでは若手への技術伝承の実教育の場も兼ねてレストアを行った。

●ミシュランの新TB用タイヤ X MULTI Z
CV使用者にとってイニシャルコストやランニングコストを総合評価したうえでのコスト削減が、時代のキーワードとなっている。その中でタイヤにできるTCO削減は何か。日本ミシュランタイヤが発表したTB用リブタイヤ「Michelin X MULTI Z」がその回答という。耐久性の向上、安全性・操縦安定性の改善、ケーシング耐久性を高めて再生率の向上をねらう新型タイヤについて取材した。

●ヒュンダイ商用車の話題
現代自動車(ヒュンダイ)の商用車展開が活発になっている。日本市場では大型観光バス・ユニバースを展開するヒュンダイは、韓国では小型から大型トラック・バスのフルラインアップ展開をしており、韓国市場でトップシェアを占める。同国の路上で目にする機会の多い、グローバル展開を進める大型トラックのトラゴ・エクシエントと、昨年のIAAで初公開されたセミキャブオーバーバンH350をご紹介する。

粒よりの最新レポート、連載ほか

●新はたらくくるま この1台 三菱ふそうFK
●CNGトラクターがLNG輸送を開始/海外市場向け大型建機のニューモデル/エルフベースのEV郵便車登場/アメリカのトラック2015
●僕らの消防車見聞録 大阪府の消防車
●はたらくくるまのスケッチブック キューバで見かけたはたらくくるま
●イベント記事
 ゆきみらい in 長岡の除雪用トラック/オートアフターマーケットEXPOの会場から/ハイウェイテクノフェア/東京オートサロン2015の商用車達
●ザ・タクシー 日産からNV200タクシー発売 ほか

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