ワーキングビークルズ
71号

(2019年8月5日発行)


定価972円 (本体900円+税)
A4判 56ページ

ISBN 978-4-89980-671-4

【主な内容の紹介】
●全長25mの「ダブル連結トラック」が共同運行開始
 ヤマト運輸では連結全長25mフルトレーラー「ダブル連結トラック」を、2017年冬から運行してきた。このほど同社と日本郵便・西濃運輸・日本通運の4社による共同輸送が始まった。共同輸送では、三社のトラクター部にヤマト運輸のトレーラーを連結し、25mフルトレーラーとして運行する。

《試乗レポート》
●急傾斜&未舗装路で実感 アリソン・トルコンAT搭載中型トラックの実力
 小型車と大型車で一気に自動変速が普及したのに対し、中型車は普及が足踏みしている。トランスミッションメーカーのアリソンは、“トラックにもオートマ”の浸透をねらい、佐賀県の採石場を舞台に試乗会を実施した。急傾斜且つ未舗装の現場で、積載状態のアリソン製トルコンAT車およびAMT・MT車にそれぞれ試乗し、変速機の違いによる特性を体感した。

●新型ボルボFH 起伏あるサーキットを舞台に体験
2018年冬にモデルチェンジした新型ボルボFHのファーストインプレッションを、先号でお伝えした。その後、宮城県のスポーツランドSUGOの起伏に富んだコースを舞台に、新型FHに試乗する機会を得た。サーキットで感じたボルボ・ダイナミック・ステアリングやi-シフトAMTなど、最新のボルボFHのインプレッションをお伝えする。

《最新レポート》
●2019年 日野自動車の最新安全技術
日野自動車ではトラック・バスの様々な安全技術を開発している。このほど同社が2019年の改良でさらに充実した安全装備を体感するイベントを行った。新型プロフィアやセレガに盛り込まれたドライバーモニターおよびセレガのEDSS、誤発進抑制・突入防止システムなどを解説する。

●甦った1959年生まれのトヨペットスタウト
神奈川トヨタがピックアップトラック・スタウトの寄贈を受けてレストアを実施した。このスタウトは地元で30年以上にわたり使われた車両で、現役時代はオーナーが大切に維持してきた一台。オーナーが亡くなった後に納屋の中で長い眠りに就いたスタウトだが、家族から神奈川トヨタに寄贈されて徹底した修復を受け、現役さながらの姿を取り戻した。併せて神奈川トヨタが地元オーナーから寄贈を受けて保存する1955年式初代クラウンもご紹介。

●ZFジャパンの新しい提案 CeTrax liteで国産小型トラックをEV化
ZFから、既存のディーゼル車プラットフォームに大きく手を加えることなくEV化するコンポーネント“CeTrax Lite”が登場した。ZFジャパンではこのコンポーネントを用いて、日本の小型トラックの使用環境を考慮したプロトタイプ車を製作した。

●人材確保にもスカニアや大きな魅力―太伸興業を訪ねて
大阪・和泉市の太伸興業はドライアイス事業を端緒に、今や300台を越える車両を保有し近畿一円に輸送事業を展開する物流事業者となっている。同社は2014年にスカニアを初採用、以来増車を重ねている。

●ドイツで実証実験が始まった"eハイウェイ"
ドイツ・ヘッセン州で、高速道路物流の電化によりCO2削減をねら“eハイウェイ”の実証実験が始まった。アウトバーンの一部区間に架線を張り、電気ハイブリッドトラックによる走行実験が行われている。

《粒寄りの話題から》
・トラック隊列走行 より進化して公道実証中
・THE TAXI WILLERがベトナムで廃車アプリ展開/全国初の“グリスロ”タクシー運行開始
・計量装置を備えたダンプトラック
・イベントレポート フューネラルビジネスフェア2019の霊柩車/人とくるまのテクノロジー展
・いすゞエルフ60周年
・NEW MODEL 日野プロフィアハイブリッド/いすゞエルフハイブリッド/トヨタダイナ・トヨエース/三菱ふそうキャンター2109年モデル

《連載》
・新・はたらくくるまこの一台 半世紀前の“幻の”ダブルストレーラー
・Working Vehicles Museum 趣味の“はたらくくるま" 東西のタクシー専用ハイブリッド車
・はたらくくるまのスケッチブック ホルヒ853消防車
・新連載 保存された消防車を訪ねて 八戸のいすゞTX80 ほか

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