最新刊のご案内
バスラマ 202号

(2024年2月27日発行)


定価:本体1,650円
〈本体価格1,500円+消費税〉
A4判 88ページ

ISBN 978-4-89980-202-0

●バスラマNo.202は 2月27日 発行予定です。
ご予約のお客様には 2月22日 に発送いたします。
●バスラマは一般の書店で取り扱っています。
 店頭にない場合は、注文・予約ができます。
 アマゾンでも取り扱っています。
◆今号は通常の常備店のほか、下記書店で取り扱いがあります。
明文堂書店 TSUTAYA戸田店(戸田市T-FRONTE 2F)
文真堂書店 足立花畑店(スーパーベルクス花畑店 2F)
佐賀之書店 (JR佐賀駅構内)

【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問
251
国際興業

 東京都北部~埼玉県南東部を中心に路線網を展開する国際興業は、路線車・観光車あわせて900台超を保有する大手事業者で、本誌では3回目の訪問となる。前回(No.93、2005年12月)からはグループの再編を経ており、またコロナ禍を経験するなど、事業には大きな変化があった。コロナ禍からは未だ復旧の途中にあるが、都市部では利用者ニーズにきめ細かく対応し利用増を図る一方で、過疎高齢化が深刻な飯能地区は地元自治体と協調し移動の足の維持を図っている。また同社は社内にバス機器やシステム、用品を展開する部門を持ち、今や全国の多彩なバス会社で採用されている。

 取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また車両概要や保有車両一覧など関連記事を掲載する。

都市部から中山間地域まで、東京・埼玉の幅広いエリアを走る国際興業バス

●バス事業者訪問
252
佐賀市交通局

 佐賀市は21世紀に入り数次の市町村合併により市域を拡大したが、佐賀市交通局は旧市域内で路線バスを運行する。市内では複数の事業者が路線網を展開するが、佐賀市交通局は民間事業者と協調し使いやすいバスの実現を図っている。市民の欠かせぬ交通手段として、今年度はコロナ禍前を上回る利用が見込まれるという佐賀市交通局を取材した
 取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また車両概要や保有車両一覧、1970年代後半の佐賀市のバスなど関連記事を掲載する。


市民の足として親しまれている佐賀市営バス

【イベントレポート】
福岡モビリティショー
 東京で4年ぶりに開催されたジャパンモビリティショーは、全国各地の会場に場を移して開催が続いた。12月末に福岡で開催された福岡モビリティショーでは、東京会場では出展されたなかった車両が並んだが、中でもバスは新提案となる5台が並び注目を集めていた。出展されたのは、日野自動車の小型トラック・デュトロZ EVをベースに西鉄車体技術が定員11人のバスに改造した小型電気バス、西鉄グループが1997年に開発し路線運行終了後にひっそり保存されていた三菱パジェロ小型バスを電動化したコンバージョン電気バス、トヨタSORA、トヨタコースター改造電気バス、EVモーターズF8シリーズ4など。前2者を中心に詳解する。

デュトロZ EV小型電気バスコンセプト

【輸入電気バス最新動向】

◆カルサン e-JEST 日本仕様がいよいよ発売
 
2022年11月のバステク in 首都圏に初出展されたトルコの小型電気バス・カルサンe-JESTが、右ハンドルの日本仕様となって発売された。全長6m未満のコンパクトな車体にBMW製駆動系コンポーネントを組み合わせており、欧州ブランドの電気バスとしては日本初参入である。車両を紹介するとともに、2023年12月にトルコ大使館で行われた発表会などもお伝えする。

ナンバーを得て公道走行を行ったカルサンe-JEST

◆アルファバスから小型電気バスECITY L6が登場
 2023年12月に開催されたバステク in 首都圏にアルファバスから小型車ECITY L6が登場した。大型バスL10に続く2車種目で、開発に際しアルファバスジャパンおよび日本の事業者の要望が盛り込まれている。開発の経緯や今後について、アルファバスジャパンに聞いた。

バステク in 首都圏で初披露されたアルファバス L6

◆BYDの新型車K8 2.0が運行開始/J6 2.0も発売
 BYDジャパンがかねてから発売を予告していた10.5m車の新モデルK8 2.0が、1月から各地の事業者で稼働を開始した。また小型車J6の新モデル、J6 2.0も発売された。

栃木・関東自動車が採用したBYD K8 2.0

【海外レポート】
Bus World 2023 続編 世界最大のバスショーの会場から
 世界最大のバスショー“バスワールド”が開催された。このショーもコロナ禍により前回はキャンセルされたため4年ぶりの開催で、ヨーロッパのみならずトルコや中国などから多数の出展があり、4万人を超える来場者を数えた。前号のシティバスに引き続き、今号では観光バスそして小型シティバスをレポートする。

【レポート】
第27回バスラマ賞は西日本鉄道の「脱炭素社会に向けたバスの挑戦」に
  その年に登場した新型バス、新技術やサービス・システム、研究報告などからバスラマ編集部が最も注目したものを顕彰するバスラマ賞。2023年・第27回バスラマ賞は、温室効果ガス排出削減や自動運転など新技術に挑戦する西鉄バスである。

【レポート】
神奈川中央交通と平塚市などが自動運転実証実験

 神奈川中央交通と平塚市が、大型バスを用いた自動運転の実証実験を行った。実験にはシステムベンダーに加えいすゞ自動車が初参加し、レベル2自動運転により通常路線と同経路を走行した。

【レポート】
東京都営バスが100周年 東京タワーでイベント開催

 関東大震災で壊滅した東京の路面電車の代行措置として、東京市電気局が2路線44台でバスの運行を開始してから、東京都営バスが100周年の節目を迎えた。同局ではこの事を記念し、1月20日に100周年イベントを開催した。

【レポート】
昭和自動車がトヨタSORA導入

 佐賀の昭和自動車が、九州で初めてトヨタSORAの営業運行を開始した。SORAは九州大学と鉄道駅を結ぶ路線に起用されており、九州大学がデザインした外観はこれまでのSORAと一線を画す印象的なものである。

【新・短期連載】
カタログで偲ぶ“平成初期”のバス達 第4回 日産ディーゼル スペースウィング

 本誌ではこれまでバスメーカーや事業者の技術者が手掛けたバスを回顧する「私の知っているバス達」、系列・車型ごとの特徴や変化を紹介する「バスのカタログ」などで国産バスの歴史を紹介してきた。この連載では焦点を“平成初期”に合わせ、本誌の創刊と歩みを共にしてきた時代のバスを、メーカーカタログを中心に紹介していく。第5回は1982年に国産初の3軸大型観光バスとして登場し、レイアウト変更などを経て1985年に「スペースウィング」の名を得てワイドバリエーション展開を行った日産ディーゼルのスーパーハイデッカ―を取り上げる。

粒よりの最新レポート、連載ほか
●各地の自動運転バス&オンデマンドバスの話題
●日本バス協会の貸切バス事業者安全性評価認定制度が一新
●長電バスが新貸切車を導入
●沖縄バスが東陽バスを買収
●From Busrama Readers New Year Special
●各地の新車から/全国各地の車両の話題
●バスドライバーのひとりごと 車線変更
●海外連載記事 
 香港:ボルボ/MCVのダブルデッカー香港に現る
●新車一覧 休載

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