最新刊のご案内 バスラマ 207号 (2024年12月25日発行) 定価:本体1,650円 〈本体価格1,500円+消費税〉 A4判 96ページ ISBN 978-4-89980-207-5
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【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問259
北海道拓殖バス
北海道拓殖バスは1925年に創業した北海道拓殖鉄道のバス事業が母体で、帯広市と周辺の1市7町に広がる路線網と高速バス・貸切バスを展開する。市街地路線ではIT技術の積極的な採用によ利便性能向上を図り、また都市間路線は安定した運行状況により幅広いユーザーニーズを掴む。拓殖バスもコロナ禍により大きな影響を受けたが、沿線人口が限られる中で新たなチャレンジにより存在感を発揮している。北海道拓殖バスの最新状況を取材した。
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取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また北海道拓殖バスの保有する写真による1950~70年代、また読者が記録した1980~2000年代の写真によるアーカイブス二題、車両概要や保有車両一覧など関連記事を掲載する。併せてエリア周辺で行われている自動運転などの実証実験を掲載する。
上士幌交通ターミナルにやって来た北海道拓殖バス
●バス事業者訪問260
大分交通
大分交通は明治33年に開業した豊州電気鉄道をルーツとする、創業130年の老舗事業者である。現在は大分県北部~西部の広大なエリアに、グループ各社(大交北部バス・国東観光バス・玖珠観光バス)と共に路線網を展開する。コロナ禍以降の利用者減少は大分交通にも共通の悩みとなっており、自治体と連携して地域の移動の足を守っている。本誌ではNo.94以来の訪問で、大分交通の最新状況を取材した。
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取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また関連記事として、コミュニティバスを支える国東市の地域住民の取り組みや、市担当者に取材した。
大分駅を目指す大分交通のバス
【イベントレポート】
第10回 バステク in 首都圏開催
10月18日に体験型バスイベント「第10回 バステク in 首都圏」が東京の海の森水上競技場で開催された。出展企業はバスメーカー・販売会社、バス機器・用品、サービスなど多彩で、電気バス普及の本格化を反映し、充電機器や充電サービス企業から出展があった。出展車両は電気バス13台・水素燃料電池バス1台など計21台を数え、電気バス4台による運転体験試乗も行われた。
会場内で注目を集めた大小の電気バス
【レポート】
InnoTrans 2024 に見る欧州の最新バス
鉄道技術の見本市、InnoTrans 2024が開催された。このイベントは鉄道車両や技術、インフラなどが展示される鉄道業界の一大イベントで、近年は同じ公共交通にセグメントされるバスやバス機器・インフラの展示が増えており、バス業界としても見逃せないイベントになりつつある。出展された車両のなかから、電気バスと燃料電池バスを中心にレポートする。
和田バスでアステローペ復活!
長野県小県郡の老舗事業者・和田バスは豪華サロンバスを揃える特徴的な貸切事業者で、ボルボアステローペを3台導入している。このうち休眠状態となっていた1台が復活を果たし、バスファン向けツアーに登場した。
復活を果たした和田バスのボルボアステローペ
【レポート】
バスドライバー安全コンテスト東京2024
東京バス協会が主催するバスドライバー安全コンテストが、警察庁府中運転免許試験場で開催された。今回は路線バス事業者による競技で、12社が停留所発着や自転車側方通過、方向転換、S字クランクなどの技術や安全を競った。
参加した12社から、S字コースに挑む東急バス
【レポート】
ジャパンモビリティショー2024開催
隔年開催されるジャパンモビリティショー(東京モーターショー)の裏年にあたる2024年に、ジャパンモビリティショーの新たな試みとしてビジネスイベントに特化した“BIZWEEK”が、IT・エレクトロニクス総合展CEATECと併催された。両展に登場したバスをご紹介する。
【レポート】
都営バス100周年&みんくる25周年W記念祭から
東京都交通局は1924年1月18日の乗合自動車の営業開始から100周年、また1999年7月に誕生した都営バスキャラクター「みんくる」は25周年。前号のイベントに引き続き、都営バス100年の歴史を広く紹介するとともに「みんくる」ファンにアピールする記念イベントが開催された。
【読者寄稿】
台湾のバス2024〈高速バス・貸切バス編〉
本誌読者から、台湾で撮影した市街地路線バスや都市間路線バスの写真が寄せられた。今回はその中から都市間路線バスと貸切バスをご紹介する。台湾では多彩なブランドのシャーシーが活躍するが、ボデーは現地架装で日本や欧州とはまた異なるスタイルである。
【新・短期連載】
私はバスのコレクター 第1回 一級のクレーン士が取り組むバスのレストア
旭川電気軌道のMR430復活は大きな話題となったが、事業者や博物館ではなく個人としてバスの保存やレストアに取り組んでいる人達が日本のあちこちにいる。本連載は、そのようなコレクターを訪問し、その活動の様子をご紹介する連載である。トップバッターは三重県でレストアに取り組んでいる方で、一流の技術を持つクレーン操縦士でもある。
粒よりの最新レポート、連載ほか
●工房が発車オ~ライネットの海外連携
●EVモーターズ・ジャパンからニューモデル登場
●かわさきのりものフェスタの東急バスコンバートEV/島原市のレトロフィットEV
●バスラマかわらばん DMV東京に現る/どらなびEXPO/名鉄グループ合同採用イベント
●日本バス協会 第71回中央技術委員会全国大会開催
●沖縄県の無料バスキャンペーン/ユーグレナが新展開/静岡県のバス事故調査報告
●各地のバスイベント
●各地の新車から&各地の電気バスの新車から/全国各地の車両の話題
●NEW MODEL 三菱ふそうエアロクィーン・エアロエース/いすゞエルガEV郊外型・日野ブルーリボンZ EV/日野ポンチョ
●バスドライバーのひとりごと ある「定年退職」
●海外連載記事
香港:香港の歴代バスがパレード走行
●新車一覧 休載
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