最新刊のご案内 バスラマ 206号 (2024年10月21日発行) 定価:本体1,650円 〈本体価格1,500円+消費税〉 A4判 96ページ ISBN 978-4-89980-206-8
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【主な内容の紹介】
●バス事業者訪問258
千葉交通
千葉交通は千葉県北東部を地盤に100年以上にわたり地域の交通を支える事業者で、京成グループの一員である。市街地路線に加え成田空港連絡バスが事業の大きな柱となっており、コロナ禍では極めて大きな影響を受けたが、人流の回復に伴いバスの利用は戻りつつある。一方で周辺部の人口減少・高齢化の進展が進み、自助努力に加え自治体と協働して移動手段の維持を図る。本誌ではNo.77以来の訪問となったが、千葉交通の最新状況を取材した。
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取材記事と併せ、保有車両をアルバム形式でご紹介する。また昭和20年代末~30年代初頭の新車や昭和50年代初頭の成田駅周辺を撮影したアーカイブス、車両概要や保有車両一覧など関連記事を掲載する。
成田空港で発車を待つ千葉交通
【電気バス&自動運転レポート】
稼働を始めたカルサンe-JEST
2023年10月に日本への導入が発表されたトルコ・カルサンの小型電気バスe-JESTが、いよいよ走り出した。最初の1台は長野・伊那市の、2台目は栃木・那須塩原市のコミュニティバスとして稼働を開始した。
伊那と那須塩原で運行を始めたカルサンe-JEST
国際興業のレトロフィット電気バス
西日本鉄道&西鉄車台技術は台湾RACと協力し、使用過程車のEV改造(レトロフィット)を行っているが、このコンソーシアムが手掛けるレトロフィット電気バスとしてはこのほど関東初そしていすゞエルガ初の電気バスが誕生した。国際興業が保有する路線バスを改造し、東京都内で稼働が始まった。
池袋~高島平間で稼働する国際興業のレトロフィット電気バス
e METRO始動!Osaka Metroの新たな取り組み
大阪・関西万博まで半年となり、Osaka Metrono都市型MaaS構想:e METROでは地下鉄、バス、オンデマンドバスからシェアサイクルに至る様々なモードを組み合わせた移動サービスの実現を目指している。Osaka
Metroは小型電気バスと大型電気バスによる自動運転の実現を目指すとともに、オンデマンドバスの充実を図る。
【特集】
最新バス機器・用品ガイド2024
本特集では、車両メーカーやコンポーネントサプライヤー、システムプロバイダーやソフトウェアベンダーが展開する、最新のバス機器・用品や関連コンポーネント、各種関連システム・サービス等をカタログ形式でご紹介する。
【レポート】
京急のオープントップバスが世代交代
京浜急行電鉄は三浦半島を舞台に、三菱ふそうエアロキングをオープントップ化した車両で2017年から定期観光バスを運行している。このほどスカニアシャーシーにイギリスのバンフォードがボデー架装したオープントップダブルデッカーが導入され、世代交代を果たした。
京浜急行2100系電車と並んだスカニア/バンフォードエクリプスジェミニ3
【レポート】
3軸バスMR430 ロングランツアー敢行
旭川電軌がレストアを果たした3軸バスMR430が、道内に保存される公共交通車両を訪ねるツアーを実施した。旭川を起終点に美唄、滝川、夕張を訪ねるロングランツアーに同行した。
ツアーレポートとともに、3軸バスが生まれた時代とバス情報の話題、ツアーで訪問した三菱(鉱)バスの往時の写真など、関連記事を併せて掲載する。
保存鉄道やバスなどを訪問するツアーで活躍した旭川電気軌道のMR430
【レポート】
ドライバー確保へ WILLERのハイウェイパイロット
全国的なバスドライバー不足がますます深刻になる中で、高速バス大手のWILLER EXPRESSは待遇改善や社会的地位の向上などで現場のモチベーション向上を図り、ドライバーの維持に努める。また他業種・未経験者を自社で充分な時間をかけて教育しドライバーに養成する施設を立ち上げた。
【イベントレポート】
都営バス100周年のイベントから
東京都交通局は1924年1月18日の乗合自動車の営業開始から100周年を迎え、様々な記念イベントを行っている。同局は8月、定期観光開始から75周年を迎えたはとバスとコラボし、同局自動車工場を見学するツアーを実施した。また10月には保存車を含む車両展示やステージショーなどによる機ねにベントを開催した。
【読者寄稿】
台湾のバス2024
本誌読者から、台湾で撮影した市街地路線バスや都市間路線バスの写真が寄せられた。今回はその中から市街地路線バスをご紹介する。台湾では多彩な電気バスが導入済みである。
【新・短期連載】
カタログで偲ぶ“平成初期”のバス達 第8回 三菱ふそうエアロスター
本誌ではこれまでバスメーカーや事業者の技術者が手掛けたバスを回顧する「私の知っているバス達」、系列・車型ごとの特徴や変化を紹介する「バスのカタログ」などで国産バスの歴史を紹介してきた。この連載では焦点を“平成初期”に合わせ、本誌の創刊と歩みを共にしてきた時代のバスを、メーカーカタログを中心に紹介していく。第8回は三菱ふそうの大型路線車エアロスターである。当初ボデーは三菱自工名古屋製作所と呉羽自動車工業が設定されていたが、1993年のグループ再編により一本化された
粒よりの最新レポート、連載ほか
●京成グループのバス事業が再編
●川崎鶴見臨港バスがパンタグラフ充電を導入へ
●JRバス関東のオープントップバスがラストラン
●日ノ丸自動車興業がバイオ燃料導入
●北九州 観光バスウォッチング/首都圏 観光バス&高億バスウォッチング
●各地のイベント&バスツアーから/京成トランジットバスのFUN!BUS!
●各地の新車から&各地の電気バスの新車から/全国各地の車両の話題
●バスドライバーのひとりごと シフトダウンは過去のテクニック?
●海外連載記事
香港:MTRが電動ダブルデッカーを初採用
●新車一覧 休載
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