最新刊のご案内
ワーキングビークルズ
89号

(2025年8月5日発行)


定価1,210円 (本体1,100円+税)
A4判 56ページ

ISBN 978-4-89980-689-9
ワーキングビークルズNo.89は
8月5日 発行予定です。
ご予約のお客様には8月1日に発送いたします。

【主な内容の紹介】
◆スカニアスーパー いよいよ日本の道路へ
 スウェーデンのプレミアムトラック・スカニアが日本に進出してから20年余りが経過し、現在は2016年に登場したNTGシリーズが展開されている。NTGをベースに駆動系を一新した新型モデル“スカニアスーパー”が2023年11月に発売され、2025年1月から国内ユーザーのもとに納車が始まっている。新型車はエンジンのDOHC化やAMTの動作機構一新、駆動軸の改良などで運動性能・燃費性能をともに向上している。またスカニアジャパンは国内の販売戦略も見直し、より一層の飛躍をねらう。最新のスカニアスーパーに、千葉県の丘陵地に設定されたコースで試乗し、そのパワーや取り回しのしやすさなどを実感した。


新たな駆動系を得て魅力をより高めるスカニアスーパー

◆ボルボFH 2025年モデル登場!
 スウェーデンのボルボ・トラックの旗艦モデル・ボルボFHが5月から2025年モデルに移行した。ボルボは製品の小まめな改良を行っており、現在のフロントマスクを得て2021年に登場したボルボFHは、その後2023年と2024年に改良されてきた。今回の改良では安全性能をより向上させるとともに、ロゴマークの変更やスイッチ関係の見直しなどを行っている。またキャブバリエーションの充実が図られ、6×4トラクターにも居住性の良いグローブトロッターが正式設定された。


年次改良を経て各部が進化したボルボFH 2025年モデル

◆人生の最期を運ぶはたらくくるま 反町運送を訪ねる
 人生の締めくくりに乗る最後のはたらくくるま、それが霊柩車。寺社を模した特徴的な宮型霊柩車は、地域の葬祭文化に応じて異なるスタイルを持つ。近年は葬儀のコンパクト化や乗り入れできない施設が増えるなど宮型霊柩車のニーズは減っているが、埼玉県の反町運送は「関西型」と呼ばれる宮型霊柩車を保有する。関東では珍しい関西型の宮型霊柩車を取材するとともに、同社に在籍する一般的な洋型霊柩車など今どきの霊柩車事情をご紹介する。


霊柩車は人生の最後を飾る“はたらくくるま”

◆苫小牧港で働くボルボLNG車

 LNG(液化天然ガス)は石油や石炭と比べCO2排出量が少ないクリーンエネルギーと見なされている。港湾事業は温室効果ガス排出削減が難しいが、苫小牧港ではLNGを港湾荷役や船舶の燃料に活躍することでCO2排出削減に取り組んでいる。苫小牧では2021年度からCO2排出削減に向けた実証実験を行っており、LNG仕様のボルボFHトラクターが稼働してきた。この実証実験は2025年3月末で終了したが、苫小牧港とパートナー企業による新たな試みの中でボルボFH LNGが引き続き運行を続けている。

◆電気自動車海上輸送の現在地

 周囲を海に囲まれた日本では、短距離輸送から長距離物流に至るまで海上輸送が大きな役割を果たしており、フェリーやRORO船などトラック物流も船舶を活用することは珍しくない。商用車でもEVが普及を始める中で、EV火災により船が沈没する事故が数件発生しており、EVのフェリー輸送に支障が出る例が伝えられている。フェリー各社に、電気自動車の輸送について聞いた。


日本の物流を支える海上輸送と電気自動車の相性は…


◆CSPI-EXPO 国際建設・測量展の会場から
 幕張メッセを舞台に、最新の建設・土木および測量関連の資機材が展示されるCSPI-EXPO 国際建設・測量展が開催された。建機類はカーボンニュートラルに向けた電動化が目立ち、また人手不足や労働環境改善に寄与する自動化の提案などが行われた。本項ではおもに車輪を有する建機を取り上げている。

◆人とくるまのテクノロジー展開催
 最新の自動車関連技術が一堂に会する専門展「ひととくるまのテクノロジー展」がパシフィコ横浜で開催された。過去最高となる617社が出展した部品・コンポーネントや要素技術、車両の中から、商用車に関する話題をピックアップしお届けする。

◆日野グローバルロジスティクス訪問
 日野自動車に物流部門と物流子会社が合併し、日野グローバルロジスティクス(HGL)として発足してから2年が経過した。HGLは東京都青梅市に本拠を置きり、日野自動車の物流を全面的に統括する。10万点を超える部品を効率よく取り扱うHGLの現場を訪ねた。

《粒選りの話題から》
・三菱ふそうと日野自動車が経営統合で最終合意
・関東―関西間で自動運転トラックの商用運行がスタート
・愛知県・三重県の消防車
・THE TAXI 名古屋に登場したBMW i7タクシー
・NEW MODEL いすゞエルフ4WD/エルフミオ4WD 三菱ふそうスーパーグレート/eCanter
          トヨタJPN TAXI、ダイハツグランマックスカーゴ/トヨタタウンエースバン
・いすゞプラザのユニキャブ

《連載》
・はたらくくるまのスケッチブック44 はたらくくるまにもスタイリッシュなデザインを
・新はたらくくるまこの一台54 イラストで偲ぶトヨタと日産の商用車
・WVミュージアム アメリカンなスプリンター ほか

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