最新刊のご案内
ワーキングビークルズ
84号

(2023年12月5日発行)


定価1,210円 (本体1,100円+税)
A4判 56ページ

ISBN 978-4-89980-684-4
ワーキングビークルズNo.84は
12月5日 発行予定です。
ご予約のお客様に11月30日に発送いたします。

【主な内容の紹介】

ジャパンモビリティショー2023の商用車
 10月26日から11月5日にかけて「ジャパンモビリティショー2023」が開催された。2021年の東京モーターショーがコロナ禍による中止を経て新たに改称し、4年ぶりの開催となった。ジャパンモビリティショーには従来の車両メーカーやサプライヤーの枠を超えて、幅広い“移動”すなわちモビリティを掲げる他の産業やスタートアップからも多数が出展した。出展社数は過去最高の475社に、来場者数は111万人を越えた。自動車メーカーやスタートアップから出展された様々な商用車やコンセプトモデルの話題をお届けする。

ジャパンモビリティショーに登場したコンセプトモデル・トヨタIMV 0

◆ジャパントラックショー in 富士スピードウェイ開催
 10月29日、ジャパントラックショー in 富士スピードウェイが開催された。ジャパントラックショーは偶数年に横浜で開催されてきたイベントだが、サーキットを舞台に初の体験型イベントが行われた。会場には特装メーカーやトレーラーメーカーなどを中心に出展があり、またトラックユーザーが自社車両でサーキットをパレード走行するイベントなどが行われた。
・急坂で試すアリソンのトルコンAT
 AT大手のアリソンは、トルコンATを搭載したミキサー車やダンプなどを用意した。試乗車で起伏の激しいルートを走行し、トルコンATのメリットを体感してもらう試みである。
・ボルボFHでサーキット走行
 ボルボ・トラックはFH(2021年モデル)のトラクターと単車を用いて、サーキットを走行した。FHならではの操作感や動力感、優れた居住性などを体感する機会となった。


サーキットを疾走するボルボFH

◆三菱ふそうスーパーグレートフルモデルチェンジ

 ジャパンモビリティショーで、三菱ふそうの大型トラック・スーパーグレートのフルモデルチェンジが発表された。新型スーパーグレートは大排気量6R30エンジン(12.8L)を新搭載し、また新たなキャブデザインを得るなど車内外各部を一新している。2017年に登場した先代からわずか6年の短期間でモデルチェンジした新型スーパーグレートの概要を速報する。

モビリティショー来場者の注目を集めた新型スーパーグレート


◆日野デュトロZ EVに乗る
 ラストワンマイル配送をターゲットとする日野自動車初の商用EV、デュトロZ EVは2022年6月に発表されて以来、宅配事業者などの集配車として目にする機会が増えている。このほど八王子の丘陵地に広がる住宅地で、デュトロZ EVを試乗する機会を得たので印象をお伝えする。ウォークスルー構造に注目が集まる同車だが、多彩な架装に対応するキャブ付シャーシーが設定されており、併せてご紹介する。


市街地集配に特化したデュトロZ EV


◆ボルボFH 2023年モデル登場
 ボルボのフラッグシップ大型トラックFHシリーズは、1993年に登場して現行世代で5世代目。FHが歩んできた30年の歴史は、日本でのボルボ・トラックの歩みと軌を一にする。ボルボはカスタマーイベントでFHの2023年モデルを公開するとともに、2024年に待望されていた6x4トラクターへのグローブトロッターキャブ追加を予告した。

◆THE TAXI 韓国のヒョンデIONIQ 5 タクシー
 タクシーは乗客や乗員にとって快適で、故障せず燃費が良く経済的な車両が求められており、日本のように専用車が主流の国もあれば、通常の乗用車が活躍する国もある。韓国では国策として公共交通の低公害化が推進されており、タクシーに電気自動車が増えているという。ソウルで乗車したヒョンデIONIQ 5個人タクシーのドライバーに、充電や経済性などの話を聞くとともに、自動運転(Lv.2)走行を体験した。

ヒョンデIONIQ 5 ソウル個人タクシー


スキポール空港は多彩な車種で電動タクシー100%
 オランダの空の玄関口スキポール空港は、2014年から電動タクシーの導入を始めて今年中にも100%EVになる。空港タクシーとして稼働する、日本では見かけないEVの数々を写真でご紹介する。

◆ZMPのイベントに見る最新自動運転技術
 自動運転やロボット技術を手掛けるZMPが、自社の自動運転OSを搭載した自動運転機器や様々な技術を展示する“ZMP World 2023”を開催した。会場に登場した自動運転トラクターやロードスイーパーなどを取材した。

◆韓国の路上で見たはたらくくるま最新事情
 韓国訪問時に路上で見かけた商用車を、写真中心にご紹介する。韓国車メーカーは日本のメーカーから技術供与を得て発展してきた経緯から、かつては日本車の影響が強い車両が大半だった。しかし近年は独自モデルが大半となり、また中国メーカーが参入するなど路上の光景は変わっている。

◆T型フォードのエンジンが「二次利用」された時代
 1908年から1927年まで生産されたT型フォードは世界のモータリゼーションを牽引し、日本でも横浜で組み立てられたモデルである。後継車A型が登場した後、T型のエンジンは定置用エンジンとして、産業や農業など様々な分野の動力化に貢献した。

《粒選りの話題から》
・ヤマト運輸が三菱ふそうeCanterを900台導入/DHLジャパンのEV化の話題
・大型車メーカー&タイヤメーカーのサービス技能コンテストから
・Forsee Powerが日本に活動拠点を設立
・新型車 いすゞフォワード/いすゞギガ
・〈読者の写真〉 中部地区の新型消防車&自衛隊基地の消防車

《連載》
・街で見かけた消防車(7) 消防署のガレージに並ぶ消防車たち
・Working Vehicles Museum 趣味の“はたらくくるま”  “背骨”のあるトラック タトラ138

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